スイスアルプスを大満喫!
真っ白な山々や大自然に囲まれながらのハイキング、 車窓から眺める美しい青色の湖、その湖上遊覧船から眺める鮮やかな緑の世界など、 自然を楽しむことがメインのスイス中心の旅行記です。
今年は飛行機をスイスインターナショナルエアラインズにしたのでチューリヒへの直行便。 例年は飛行機を乗り継ぐのでチューリヒに着くと既に夜になり、その日はチューリヒに泊まらざるをえない。 でも今年はチューリヒ着が夕方。その日のうちにヴェンゲンまで行ける!
前日ほとんど寝ていないのと酔い止めを薬飲んでいるせいで、機内でもヴェンゲンへ向かう電車でも爆睡だった。 ただ、機内で寝静まている時間にアイスが配られたときはちゃんと目が覚める(笑)
スイスでの移動はスイスパス2等8日間を利用。
20時過ぎ、ホテル到着。あまりに寝すぎて夜眠れないかと思いきや朝までぐっすり。
ヴェンゲン → (1h00)
(ラウターブルンネン[Lauterbrunnen]、ツヴァイリュッチネン[Zweilütschinen]経由) →
グリンデルワル[Grindelwald] →
(0h35) → グロッセ・シャイデック[Grosse Scheidegg]
快晴!今日はグリンデルワルト方面へ向かいフィルスト付近を歩く。
スイスパスを持っていても、 グリンデルワルトへ行くのにメンリッヒェン[Männlichen]経由やクライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg]経由だと追加料金が必要。 追加料金なしで向かおうとツヴァイリュッチネン経由で向かう。いったん山を下ってまた上ることになるけど、時間的には他の行き方と大差ない。 ただ、眺めはメンリッヒェン経由やクライネ・シャイデック経由の方がよい。 ⇒旅行中のできごと「グリンデルワルトへのルート」
9時過ぎにグリンデルワルトに到着し、9:34発のバスでグロッセ・シャイデックへ。 →ユングフラウ地方観光局(日本語など)
グロッセ・シャイデック
ヴェッターホルン[Wetterhorn]北壁が目の前。
グロッセ・シャイデック → (2h00) → フィルスト[First]
右:アイガー[Eiger](3970m)、その後ろの白い山:メンヒ[Mönch](4099m)
2008年同様、フィルストまでハイキング。 雲に覆われて何も見えなかった2008年と違ってすごい眺め(^_^)/
左:ヴェッターホルン[Wetterhorn](3701m)、中央:メッテンベルク[Mättenberg]、右:アイガー
シュレックホルン[Schreckhorn](4078m)
歩き始めはヴェッターホルンの裏に隠れていたシュレックホルン登場。
ハイキングコース
写真中央のちょっと右がグロッセ・シャイデック。見晴らしが良く、道も平坦で歩いていて気持ちが良いコース。
アイガー。
歩き始めたときと比べてアイガーの形がだいぶ変わってきた。もうすぐフィルスト。
景色に気を取られて水たまりに浸かり、牛の糞を踏み、それでもめげずに約2時間後、フィルスト(2168m)に到着。
フィルスト[First] → (1h00) → バッハアルプ湖[Bachalpsee] →
(1h00) → フィルスト
フィルストにて 左:シュレックホルン、右:アイガー
ちょっと雲がかかってきてアイガーより右側は見えなくなってしまった。
フィルストからバッハアルプ湖へ
バッハアルプ湖へ向かって歩き始める。途中、いろいろな動物たちが出迎えてくれた。
バッハアルプ湖(2265m)
バッハアルプ湖到着。COOPで買ったサンドイッチでお昼ごはん。 歩いているときは半袖でも暑かったのに、雲が太陽を遮り強くて冷たい風が吹き始め寒い。
山々にかかった雲がなくなるまで粘る。ヴェッターホルンは見えたが、シュレックホルンはいつまでたっても雲の中(T_T)
早朝や夕暮れなら湖に山々が映るらしいけど昼間のなので残念。
バッハアルプ湖、フィルスト間
周りの人は半袖の人もいて普通そうだけど、寒すぎて指先の感覚がなくなりフィルストに戻ることにする。
雲はすっかりとれてこの眺め。
フィルスト → (0h25) → グリンデルワルト[Grindelwald] →
(1h00)(ツヴァイリュッチネン[Zweilütschinen]、ラウターブルンネン[Lauterbrunnen]経由) →
ヴェンゲン[Wengen]
ヴェンゲン
ゴンドラでグリンデルワルトへ下る。 この後メンリッヒェンに行きたかったが時間的に断念。朝と同じルートでヴェンゲンへ帰る。
部屋のテラスからの眺め
テーブルと椅子付きのテラスからはユングフラウ[Jungfrau]が目の前!ただこのテラスは3部屋共有・・・
日没まで部屋からユングフラウの色が変わっていくのを眺めていた。
ミューレンにて
ミューレン、シルトホルン間はスイスパス所持では半額になるだけで追加料金が必要。※追記:2018年からは追加料金不要。
シルトホルン → (1h40) → ビルグ[Birg]
シルトホルンにて
→シルトホルン(英語、独語、仏語)
シルトホルンにて
360度回転するレストランはまだ9時なのに大盛況。 周辺を少し下ってみたら戻るのが面倒になってこのままビルグまで下ることにした。
シルトホルン、ビルグ間
このルート、健脚向きとあるだけに手をつかないと降りられないところもある。
ビルグ直前の上り坂
なんとか下ってきたものの、もうすぐビルグ到着というときに目を疑った。ものすごい上り坂・・・ こんなルート歩くんじゃなかった。
ビルグ
ビルグ到着。ロープウェイ乗り場の正面にはアイガー、メンヒ、ユングフラウの三山がそびえたつ。
ビルグ → (0h10) → ミューレン[Mürren] →
(0h20) → アルメントフーベル[Allmendhubel] →
(1h20) → ミューレン
アルメントフーベル、ミューレン間
なだらかな道が続く。さっき無理をしたせいで膝が痛むので、ゆっくり歩いて1時間20分程でミューレン到着。
ミューレン → (0h15) → グリュッチュアルプ[Grütschalp] →
(0h05) → ラウターブルンネン[Lauterbrunnen] →
(0h30) → ヴェンゲン[Wengen] →
(0h05) → メンリッヒェン[Männlichen] →
(0h20) → メンリッヒェン山頂 →
(0h20) → メンリッヒェン →
(1h20) → クライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg]
天気が良く時間もあるので、メンリッヒェンへ向かうことにした。
→メンリッヒェン(英語・独語)
メンリッヒェン 左からアイガー[Eiger]、メンヒ[Monch]、ユングフラウ[Jungfrau]
メンリッヒェンへ戻る。頑張って山頂に行けばトゥーン湖[Thunersee]やブリエンツ湖[Brienzersee]まで見渡せるけど、 三山方向の景色は山頂まで行かなくても正直あまり変わらない。
クライネ・シャイデックまでハイキング。このルートは平坦で景色もよくて、何度歩いても気持ちが良い。
メンリッヒェン、クライネ・シャイデック間
クライネ・シャイデック(2061m)
17:40、クライネ・シャイデック到着。次のヴェンゲン行きの電車は最終で18:30。
クライネ・シャイデック → (0h35) → ヴェンゲルンアルプ[Wengernalp] →
(0h15) → ヴェンゲン
まだ時間があるので1駅先のヴェンゲルンアルプまで歩いてみることにした。
ユングフラウの右横の真っ白なジルバーホルン[Silberhorn]が間近に迫る。
天気予報によると明後日は雨。 昨年のように3泊の間に一度もマッターホルン[Matterhorn]が見られなかったなんてことのないように、早々にツェルマットの方へ向かう。
今年もツェルマットの一つ手前の駅テッシュに宿をとった。
テッシュ
昨年見られなかったテッシュからの景色。 マッターホルンは見えないが、クラインマッターホルン[Klein Matterhorn]とブライトホルンが少し見える。
ツェルマットにてマッターホルン(4478m)
宿に荷物を置いて早速ツェルマットへ。今年はマッターホルンを見ることができた!
ツェルマット → (0h13) → シュヴァルツゼー[Schwarzsee] →
(2h40) → フーリ[Furi] →
(0h06) → ツェルマット[Zermatt] →
(0h12) → テッシュ[Täsch]
駅から15分程歩き、シュヴァルツゼー行きのゴンドラに乗る。
景色ばかりに気を取られていると、どこに着いたのかがちょっとわかりにくい。
もし降り損ねるとトロッケナーシュテック[Trockener Steg]まで連れていかれてしまう。
→ツェルマット観光情報(日本語あり)
→ハイキングマップ
シュヴァルツゼー(2583m)
マッターホルンに雲が衝突。
左からモンテローザ[Monte Rosa](4634m)、リスカム[Liskamm](4527m)、ブライトホルン[Breithorn](4164m)
シュタッフェル[Stafel]付近
マッターホルンの形が完全に変わる。でも相変わらず頂上は雲隠れ。 その上なんだか雲行きが怪しい。
この先フーリまでは森林でマッターホルンは見えなくなる。 ⇒旅行中のできごと「フーリの自動券売機」
ツェルマットに着くと雨がぽつぽつ。電車でテッシュへ戻る。
ロートホルン
昨日と比べてモンテローザ、リスカム、ブライトホルンが遠いけど真っ白できれい。
羊に出会う。
マーモット発見。
警戒してなかなか穴から出てこないので、しばらく息をひそめて待つ。
白黒のヤギも登場。
7番ルートを通っているつもりが、シュテリゼーを通らないままブラウヘルトへ着いてしまった。 途中から2001年と同じルートを通ったらしい。
ブラウヘルト → (4h00) → スネガ[Sunnegga]
シュテリゼー[Stellisee]
さっき通り忘れた湖シュテリゼー到着。
上から見下ろしたときは小さな池のように見えたけど結構大きい。
グリンジゼー[Grindjisee]
2つ目の湖到着。湖というには小さすぎる。池っぽい。
モシェゼー[Moosjisee]
標識通りに歩いたのに3つ目の湖グリュンゼー[Grünsee]を通り越したらしく、4つ目の湖モシェゼーに着いてしまった。
ライゼー[Leisee]
いまさらグリュンゼーに戻るのも面倒、というか見つけられなそうなので、あきらめて5つ目の湖ライゼーへ。
スネガ
のんびり歩いたり休憩したりして結構時間がかかってしまった。 マッターホルンの見えるテラス席でビールを飲む。最高においしい(^_^)
スネガ → (0h03) → ツェルマット[Zermatt] →
(0h12) → テッシュ[Täsch]
ビュンドナーフライシュ[Bündnerfleisch]
テッシュに戻り、夕食は乾燥肉の盛り合わせを注文。この地方(ヴァリス州)ではヴァリサーテラー[Walliserteller]というらしい。
午後から天気が崩れるらしいので、午前中のうちにアレチュ氷河[Aletschgletscher]を見に行くことにした。
→アレッチュ観光情報(英語など)
エッギスホルン(2869m)
アレッチュ氷河がものすごい迫力。
ロープウェイでフィーシャーアルプまで下りハイキングすることにした。 地図を見るとハイキングコースが色々あってどれにしようか迷ったが、ベットマーアルプまでのコースを行くことにする。 →アレッチュ ハイキングマップ
エッギスホルン → (0h07) →
フィーシャーアルプ[Fiescheralp] →
(2h00) → ベットマーアルプ[Bettmeralp] →
(0h12) → ベッテン・タルスタツィオン[Betten Talstation] →
(2h25) → ローザンヌ[Lausanne]
Blausee
途中、Blauseeという湖の標識があったので、きつい上り坂だったが行ってみたけど、湖とはとても言い難い小さな池でがっくり。
フィーシャーアルプ、ベットマーアルプ間
時々雨がポツポツ。予報通り天気が崩れてきた。
ベットマーアルプ
2時間程でベットマーアルプ到着。
このままリーダーアルプ[Riederalp]まで歩こうと思ったが、雨が本降りになりそうなのでやめて今日の宿泊地ローザンヌへ向かう。
雨の中、レマン湖[Lac Léman]遊覧船でヴヴェイへ行き、今年もモン・ペルランへ向かう。
→レマン湖遊覧船(英語、独語、仏語)
ヴヴェイ、モン・ペルラン間のケーブルカー
モン・ペルランのレストランで昼食。雨はやんだけどまだ雲が多い。それでも眺めは良い。
モン・ペルラン → (2h00) → シェーブル[Chexbres] →
(0h10) → ヴヴェイ[Vevey] →
(0h15) →
ヴィルヌーヴ[Villeneuve] →
(0h30) → ローザンヌ[Lausanne]
モン・ペルラン、シェーブル間
晴れてきて気持ちが良い。モン・ペルランからシェーブルまで歩く。
世界遺産となったラヴォー[Lavaux]地区のブドウ畑を行く。
→
ラヴォー地区の葡萄畑([ユネスコ世界遺産](英語・仏語)
シェーブルのカヴォー
シェーブルでラヴォーのワインの試飲と購入ができるカヴォー[Caveau des Vignerons]へ。 ワイン3種類を試飲(6CHF)し1本購入(^-^)