スイスアルプスを大満喫!
真っ白な山々や大自然に囲まれながらのハイキング、 車窓から眺める美しい青色の湖、その湖上遊覧船から眺める鮮やかな緑の世界など、 自然を楽しむことがメインのスイス中心の旅行記です。
航空券とホテルだけを手配してくれるフリープランのツアーを利用して夏のスイスへ初の一人旅。 色々あって、なんでも自分で手配するべきだと思った旅。
① ジュネーブ[Genève]
② モントルー[Montreux]
③ ツェルマット[Zermatt]
④ インターラーケン[Interlaken]
⑤ シルトホルン[Schilthorn]
⑥ メンリッヒェン[Männlichen]
⑦ ルツェルン[Luzern]
⑧ チューリヒ[Zürich]
飛行機/
電車/
/バス
船/
タクシー/
徒歩/
ケーブルカー/
ロープウェイ/
ゴンドラ/
チェアリフト
全日空でロンドンへ。乗り継ぎのための待ち時間が4時間30分もあってかなり退屈。
適当にふらふら歩きまわっていると、なんとフランス語サークル仲間のおじさん夫妻発見(゜0゜) お互い旅行することすら知らなかったのでとにかくびっくり!
その後、スイスエアーでジュネーブへ。搭乗しても1時間近く出発せず、ジュネーブ到着は予定より1時間遅れの23:30。 現地職員のおばさんに出迎えられホテルへ。 このときは何も知らなかったけど、この後スイスエアーは経営破たんしてなくなってしまう。残念。
追記:現在はスイスインターナショナルエアラインズとして、ドイツのルフトハンザ航空の子会社となって運行している。
朝7時、ライゼゲペックを利用してツェルマットへ荷物を送ろうと駅へ行くが、送ることができず泣く泣くホテルに戻る。 ⇒旅行中のできごと「荷物が送れない(ライゼゲペック)」
レマン湖[Lac Léman]
モンルポ公園[Parc Mon Repos]まで行って、湖岸沿いに駅まで戻る。
モントルー、湖沿いの遊歩道から
街からだいぶ離れてきた。ガイドブックには、徒歩約30分と書かれている。
シヨン城
シヨン城が見えてきた。でも既に30分経過・・・途中から早歩きにしたけど、結局1時間近くかかった。
後になって思えば、湖岸沿いにくねくねする遊歩道だと30分では着かないのかも。
いよいよシヨン城到着というときに、Veytaux-Chillonという電車の駅発見! なんだぁ電車が通ってるし、と立ち寄って時刻表を見ると1時間に1本。ビミョー。
シヨン城からの眺め
シヨン城[Château de Chillon] → → モントルー →
→ ツェルマット[Zermatt]
さて、歩いて駅まで戻るのは避けたい。お城の前の土産物屋のおじさんに聞いてみると、モントルー駅までバスがあると言う。 ただ本数が少ないようなのでタクシーにすると伝えると、親切にもおじさんがタクシーを呼んでくれた。駅まで5分。あっという間に到着。
モントルーからフィスプ[Visp]を経由してツェルマットへ。
山の谷間を縫うように進むので景色は単調。でも車内のアナウンスに発見があった。
⇒旅行中のできごと「電車のアナウンス」
ツェルマット駅前
ツェルマットは環境保護のためガソリン車が入れない。駅前は電車の到着に合わせて送迎に来た各ホテルの電気自動車で賑わっていた。
宿泊するホテルの送迎車に乗り、無事ホテルへ到着!と思いきや、トラブル発生。 ⇒旅行中のできごと「旅行会社のミスに振り回される」
街の端にあるケーブルカーで約5分、地下を走るとLeiseeと書かれた場所に着いた。 あれっ?スネガじゃない!?と思いながらも終点らしく降りるしかない。
実は、Leiseeというのは近くにある湖のことで、降りたところはやはりスネガだった。だけどSunneggaなんて表示見なかったような・・・
スネガは帰りに寄ることにしてロートホルン行きのゴンドラに向かう。 乗り場の係員に途中で乗り換えがあると言われたのに、ゴンドラを降りたところがロートホルンだと思い込んではしゃいでいた。
というのも、降りた所に「PANORAMABAHN ROTHORN 3100m」と書かれていたから・・・ すると、突然ロープウェイ発車のサイレンが鳴り響き我に返る。あっ・・・ここはまだロートホルンじゃなくブラウヘルトだ。
ロートホルン行きのロープウェイから
真ん中左寄りの丸くて白い山がブライトホルン[Breithorn]
ロートホルンにて
今度こそ終点ウンターロートホルンに到着。マッターホルンをとり囲む山々がすべて見渡せる。
ウンターロートホルン[Unterrothorn] → (45分) → ブラウヘルト[Blauherd] →
(45分) → スネガ展望台[Sunnegga] →
(2h) → ツェルマット
マッターホルン[Matterhorn]
ロートホルンは人があまり多くなく落ち着いた感じで、まさに穴場。
モンテローザ[Monte Rosa]
氷河
左:モンテローザ、右:リスカム[Liskamm]
スネガまで歩いて降りる。始めは石がゴロゴロしていてちょっと険しい。
シュテリゼー[Stellisee]
シュテリー湖というけど、池のような・・・
マッターホルン
ロートホルンから徒歩45分でブラウヘルトへ。更に45分歩いてスネガに到着。ここまで来ると人が多くなる。
マッターホルンが見えるレストランで昼食をとり、更にツェルマットまで歩いて下りることにする。
モンテローザも隠れ始めえた。
マーモット発見!
岩と同化している。
こっちにもマーモット。
木が増えてきた。
スネガから2時間。やっとツェルマット到着。足がふらふら・・・
夕食は、小さなレストランへ。食事を楽しんでいたのに突然水を差される。 ⇒旅行中のできごと「喧嘩を売られる」
トゥーン湖(車窓)
旅行会社がくれた電車の時刻案内はまたもや全然違っている。間違った情報をくれるくらいなら何もしてくれない方がよっぽど親切だ。
→
ユングフラウ地方観光局(日本語あり)
→
ユングフラウとアレッチュ[ユネスコ世界遺産](英語・仏語)
インターラーケン到着後、駅のロッカー(大サイズ)にスーツケースを預けると、ジュネーブやモントルーの7CHFに対してここは5CHF!
どれも同じ国鉄の駅なのに値段が違う。
→インターラーケン観光局(英語など)
インターラーケン・オスト[Interlaken Ost] → → ラウターブルンネン[Lauterbrunnen] →
→ グリュッチュアルプ[Grütschalp] →
→ ミューレン[Mürren] →
(15分) →
→ シルトホルン[Schilthorn] → (同じルート) → インターラーケン
ミューレンにて、左からアイガー[Eiger]、メンヒ[Mönch]、ユングフラウ[Jungfrau]
この上ない絶景。三山を正面にのんびり滞在するならミューレンがよさそう。
シルトホルン(2971m)
→シルトホルン観光局(日本語あり)
左からアイガー、メンヒ、ユングフラウ
360°の大パノラマ!さっきミューレンで見たときとは違った印象。
帰りのロープウェイから
こわっ!
ミューレンからラウターブルンネンの間は大混雑だった!
もうすぐインターラーケン。日が暮れてきた。
今日の宿はインターラーケン・オスト駅の隣、インターラーケン・ヴェスト[Interlaken West]駅のすぐそば。
シュタウプバッハの滝[Staubbachfälle]
ラウターブルンネン駅から少し歩くと、シュタウプバッハの滝が見えてきたのでこのまま滝に向かって歩き始める。
近づくにつれて遠くから見る方がいいなぁと思い始め、滝の下まで行くのはやめた。
ラウターブルンネンにはもう一つ滝があるのでそっちに行ってみることにする。 ここまでで既に駅から15分。駅まで戻るよりこのまま歩いた方が早いかと思って地元の人に道を聞くと、 「ここから20分くらいじゃない?」と言われ、歩いて行くことにする。
ラウターブルンネンの両側は断崖、それと平行するようにまっすぐな道が2本あるだけ。 建物もほとんどなく、迷いようがない。が・・・なかなか着かない。
駅から45分後、やっともう一つの滝、トゥリュンメルバッハの滝に到着。あとで地図上で測ってみたら駅から3km以上あった。
駅付近をふらふらしていたときは何とも思ってなかったけど、トゥリュンメルバッハの滝まで歩いてみて思った。 両側の断崖絶壁からの圧迫感がすごすぎる。
トゥリュンメルバッハの滝[Trümmelbachfälle]
入場料10CHFを払って中へ。
滝の通り道は複雑で、どんなふうになっているのか考えれば考えるほど分からなくなる。
駅までの帰り道はさすがにバスに乗った。
ラウターブルンネン[Lauterbrunnen] → (WAB) → ヴェンゲン[Wengen] →
→ メンリッヒェン[Männlichen] →
(20分) → メンリッヒェン山頂 →
(20分) → メンリッヒェン →
(75分) →
クライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg] →
(WAB) → (グリンデルワルト) →
(BOB) → インターラーケン
ラウターブルンネンを見下ろす
登山列車でぐんぐん上昇。ラウターブルンネンが下に見えてくる。
やっぱりすごい絶壁。
メンリッヒェン山頂(2342m)
メンリッヒェン(2227m)から山頂まで20分。頂上は目の前なのに筋肉痛の体にはこたえる。とはいえ、頂上からはものすごい絶景!
続いてクライネ・シャイデックまでハイキング。なだらかな道が続く。
途中、三山が見えなくなる。そのかわり、グリンデルワルトが一望。
左:アイガー[Eiger]、右:メンヒ[Mönch]
平坦で眺めも良くて最高のハイキングコースもまもなく終了。
車窓 ブリエンツ湖[Brienzersee]
乗客が少なく、左右自由に席を移ってスイスの風景を楽しめる。
ルツェルン[Luzern] → (1番)(10分) → リンデ・ピラトゥス[Linde Pilatus]、
クリアンス[Kriens] →
→ フレークミュンテック[Fräkmüntegg] →
→ ピラトゥス・クルム[Pilatus Kulm]
ルツェルン駅のロッカーに荷物を預け、ピラトゥス山へ。
山頂への行き方はルツェルン駅からバス、ゴンドラ、ロープウェイを乗り継いで上る方法と、
アルプナッハシュタット駅から登山電車で一気に上る方法の通りがある。
両方乗ってみたいので行きと帰りでルートを変えることにした。
→ピラトゥス(英語など)
山頂駅ピラトゥス・クルムからは、10~35分程の5つの散歩コースがある。 せっかくなので、一番高いトムリスホルン[Tomlishorn]山頂(2132m)をめざすコースを行く。
トムリスホルンへ
山頂直前は急な上り坂。約35分後、トムリスホルン山頂到着。 いつの間にか雲で何も見えない。ユングフラウ方面の山々まで見渡せたらしいのに残念。
帰り道
左の建物がホテル等のある山頂駅ピラトゥス・クルム。中央の山はEsel(2118m)。ホテルから10分のコースらしいけどそうは見えない・・・
ピラトゥス登山列車で下山
最高勾配48%(水平に100m進むうちに48m登る)で世界一らしい。到着はアルプナッハシュタット駅。
チューリヒ湖[Zürichsee]
午前中はチューリヒ散策。ちょっと天気が悪い。
→
チューリヒ観光局(英語など)
昼過ぎ、ホテルのロビーで旅行会社の現地係員と待ち合わせ。自分の他にも夫婦一組が一緒。 4人でマイクロバスに乗って空港へ。これまでの数々の旅行会社の不手際を係員にうったえる。 同乗の夫妻も色々手配ミスがあって苦労したらしく、バスの中はその話でもちきり。
係員さんが本社に言っておいてくれると言ってくれたけど、今更・・・こんな旅行会社、二度と利用するものかと思うのみ。