スイスアルプスを大満喫!
真っ白な山々や大自然に囲まれながらのハイキング、 車窓から眺める美しい青色の湖、その湖上遊覧船から眺める鮮やかな緑の世界など、 自然を楽しむことがメインのスイス中心の旅行記です。
3年ぶりのスイス旅行。今回の旅行では、まだ行ったことのないところに行ってみよう!というのはやめて、 何度訪れても間違いなくよいユングフラウ地方とマッターホルン周辺のみの旅程を組んだ。
ユングフラウ地方の方が好きなのでこちらを後半にして、チューリヒに到着したその足でマッターホルンの麓の街ツェルマットに乗り込む。
16:18のチューリヒ空港発の電車に乗って、ツェルマットには19:50に到着予定だったが、 途中電車の遅延で予定していた乗り継ぎの電車に乗れず、ツェルマット到着は20:13。 4時間近くもかかってしまったが、スイス到着当日にツェルマット入りできるのはうれしい。
このところマッターホルン周辺では、宿泊地はテッシュ[Täsch]にしていたので、ツェルマットに宿をとるのは14年ぶり。 滞在してみてやっぱり個人的に相性の悪さを感じるので、次回以降はやはりテッシュにしようと思った。
今年もスイストラベルパス(旧スイスパス)8日間を利用しての旅。 しかも今回はパスを送ってもらうのではなく、自分で印刷したA4の紙がチケットとなる。送料がかからない分お得。 ⇒スイス情報「スイストラベルパス(旧スイスパス)の購入」
レマン湖[Lac Léman]、ローザンヌ、リュトリー間の遊歩道から
ローザンヌで下車し、湖畔のレストランでランチを取って、モントルー方面に向けて湖沿いの遊歩道を歩いてみる。
リュトリー → (1h08) → モントルー[Montreux] →
(2h40)(フィスプ[Visp]経由) → ツェルマット[Zermatt]
リュトリー、キュリー[Cully]間
ラヴォー[Lavaux]のブドウ畑が一望で、暑くも寒くもなく気持ちが良い。モントルーで船を降りる。
結局レマン湖周辺では雨に降られず済んだ。ツェルマットへ戻ると、こちらはやっぱり雨だった。
朝は霧雨が降って寒い。これから晴れるらしいのでロートホルン[Rothorn]へ行ってみようと乗り場に行くと、 テクニカルな問題とかで途中のスネガ[Sunnega]まで行くケーブルカーが動いていないと言われる。
何時間かで動くかもしれないというので一旦ホテルに戻り、11時頃再び乗り場までやってきたが、やっぱり動かないという。
これ以上待っても無理そうなので、トロッケナー・シュテックへ行くことにした。
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トロッケナー・シュテック情報(英語など)
ツェルマットにて、マッターホルン[Matterhorn]
11時頃にはかなり晴れてきた!
トロッケナー・シュテック
左:モンテローザ[Monte Rosa](4634m)、右:ブライトホルン[Breithorn](4164m)
まだちょっと雲が残っているもののいい天気。シュヴァルツゼーに向けて歩く(26番ルート)。
トロッケナー・シュテック → (26番)(2h25) → シュヴァルツゼー[Schwarzsee]
トロッケナー・シュテック、シュヴァルツゼー間
マッターホルン(写真の右端)は雲の中。
シュヴァルツゼーが近づくとなだらかな道で気持ちが良い。
シュヴァルツゼー到着
マッターホルンの雲がほぼ取れた!
4年前よりも30分近く早い到着。
持ってきたサンドイッチで遅めのランチ。4年前も思ったけど、シュヴァルツゼーは眺めは良いけど風が強すぎてちょっと寒い。
シュヴァルツゼー → (1h15)(28番) → フーリ[Furi] →
(0h45) → ツェルマット[Zermatt]
シュヴァルツゼー、フーリ間
続いてフーリまで28番コースを歩く。このコースはなだらか。
シュヴァルツゼー、フーリ間
なんか羊に見られてる。
フーリからさらにツェルマットまで森林の中を歩く。さすがにこれだけ歩くとへとへと。
今日は快晴のはずなのにゴルナーグラートに着くと雲で真っ白。凍えるように寒く、目の前に見えるはずの山々も雲の中。
→
ゴルナーグラート鉄道(英語、独語、仏語)
坂を上って展望台の方へ行っても雲しか見えなそうなので上るのはやめて、さっさとリッフェル湖に向けて歩き始める。 2012年の時の眺めはこちら。
ゴルナーグラート → (1h55) → リッフェルベルク[Riffelberg]
左:リスカム[Liskamm](4527m)、
中央:ブライトホルン[Breithorn](4164m)、
右:マッターホルン[Matterhorn](4478m)
しばらく歩くと雲はほぼ取れてこの絶景。
リッフェル湖[Riffelsee]
今年はマッターホルンは雲に隠れているので逆さマッターホルンは撮影できず。その代わり逆方向の山々がきれい。
リッフェル湖、リッフェルベルク間
もう少しでマッターホルンの雲が取れそう。
湖を過ぎた後、リッフェルベルクまで20分のルートと40分のルート(21番)の分岐がある。 以前20分ルートを通ったので、今回は40分ルートを行く。こちらはちょっと道が険しい上、初め下る分、後で結構上ることになる。
リッフェルベルク → (0h35) → ツェルマット[Zermatt] →
(2h00)(フィスプ経由) → トゥーン[Thun]
リッフェルベルク
リッフェルベルク到着。電車でツェルマットへ戻る。
トゥーン → (2h10) → インターラーケン・ヴェスト[Interlaken West] →
(0h35) → ラウターブルンネン[Lauterbrunnen]
トゥーン湖[Thunersee]
やっぱり晴れている日の船は最高に気持ちが良い。
インターラーケンで再び電車に乗り換え、ラウターブルンネンの常宿!?へ。 駅前で料金も高くなく便利で清潔で快適。今年はwifiも無料で使えて言うことなし。
レ・プレイアード → (0h10) → ラリー[Lally] →
(0h40) → ヴヴェイ[Vevey]
レ・プレイアードにて、レマン湖[Lac Léman]
レマン湖が見渡せるレストランでランチ。その後、幾つかのハイキングコースの中、周辺を一回りするコースを歩く。
レ・プレイアードからラリーへ
せっかく来たのでもう少し歩こうと、一駅先のラリーまで線路沿いを歩く。標識では20分なのに、10分で到着。
ヴヴェイ → (2h50)(シュピーツ、フィスプ経由) → ラウターブルンネン[Lauterbrunnen]
ヴヴェイにて、レマン湖
再び電車でヴヴェイに戻り、湖岸までやってきた。湖沿いを散策後、せっかく街に来たのでショッピングへ。
ヴヴェイにて、レマン湖
その後、3時間かけてラウターブルンネンに帰ると、青空も見えたけど、山々は雲に隠れ気味。レマン湖に出て正解だった。
快晴!!こうなるとやっぱりメンリッヒェン、クライネ・シャイデック間を歩かないわけにはいかない!
→メンリッヒェン情報(英語・独語)
メンリッヒェン(2342m)にて
申し分のない眺め。
クライネ・シャイデックへ向けて歩き始める。
メンリッヒェン、クライネ・シャイデック間
平坦で眺めも良く、本当に気持ちの良い道。
もうすぐクライネ・シャイデックというところで山を眺めながらレストランで休憩。最高の眺め!
クライネ・シャイデック → (1h00) → アイガー・グレッチャー[Eigergletscher]
ファルボーデン湖[Fallbodensee]
途中のファルボーデン湖で一休み。
この湖はいつも湖面に山がきれいに映ってとても良い。
ファルボーデン湖[Fallbodensee]にて、
ユングフラウ[Jungfrau](4158m)(左)とジルバーホルン[Silberhorn](3695m)(中央)
その後の分岐は2013年のときと同様ユネスコマークのある左を選択。 こちらの方が歩きやすい。
左からアイガー[Eiger](3970m)、メンヒ[Monch](4099m)、ユングフラウ[Jungfrau](4158m)
アイガー・グレッチャー → (1h30) → ヴェンゲルンアルプ[Wengernalp]
アイガー・グレッチャー、ヴェンゲルンアルプ間
歩き始めは道が細くて滑りやすそうでちょっと怖い。
途中、Haareggという所で、右か直進かの分岐がある。右は30分、直進は40分とある。電車マークのついている直進を選択。
ジルバーホルン[Silverhorn]
ジルバーホルンが近くに見える。真っ白できれい。
ヴェンゲルンアルプ(1874m)
足場が悪かったり森林に入ったりするけど、最後の方は見晴らしがよく気持ちが良いコースだった。
ヴェンゲルンアルプ → (0h50) → ラウターブルンネン →
(0h20) → インターラーケン・オスト[Interlaken Ost] →
(0h20) → ラウターブルンネン[Lauterbrunnen]
ロスティ[Rösti]
前にも行ったレストランでロスティを食べる。トマトとモッツアレラ、オリーブの乗ったイタリア風のロスティ。おいしい。
ラウターブルンネン → (0h35)(ツヴァイリュッチネン[Zweilütshinen]経由) →
グリンデルワルト[Grindelwald] →
(0h35) → グロッセ・シャイデック[Grosse Scheidegg] →
(1h40) → フィルスト[First]
今日も快晴!フィルスト、バッハアルプ湖の方へ行くことにする。
今年もグリンデルワルトへはスイスパスだけで済むツヴァイリュッチネン経由のルート。
⇒旅行中のできごと「グリンデルワルトへのルート」
グリンデルワルト(1034m)からバスでグロッセ・シャイデック(1961m)へ向かう。バスターミナルの場所が駅前に変わっていて便利になっていた。
グロッセ・シャイデック(1961m)、フィルスト(2168m)間
途中、上下の分岐では上の道を選択。 下(レストランマークがある方)は車も通れる舗装された道で、下る分、フィルスト近くでかなり上ることになる。
牛とヴェッターホルン[Wetterhorn](3701m)
花もいっぱい咲いている。
フィルスト → (1h10) → バッハアルプゼー[Bachalpsee] →
(1h10) → ヴァルトシュピッツ[Waldspitz]
このコースはいつも動物たちがいっぱい。しかもけっこう人に慣れている。
フィルスト(2168m)、バッハアルプゼー(2265m)間
雲もなく山々が一望。
左から、ヴェッターホルン[Wetterhorn](3701m)、シュレックホルン[Schreckhorn](4078m)、アイガー[Eiger](3970m)
バッハアルプゼーにて シュレックホルン[Schreckhorn](4078m)
バッハアルプ湖(2265m)到着。今年は天気がいいので眺めもばっちりで文句なし!
バッハアルプゼー、ヴァルトシュピッツ間
湖のすぐ横を通りヴァルトシュピッツ(1919m)に向けて下る。山々を正面に見ながら下れるので眺めはとてもよい。
ヴァルトシュピッツ → (0h55) → ボート[Boat] →
(0h10) → グリンデルワルト[Grindelwald] →
(0h35)(ツヴァイリュッチネン経由) → ラウターブルンネン[Lauterbrunnen]
ヴァルトシュピッツに1軒だけあるレストランで飲み物休憩。
グリンデルワルト行きのバスは1日に5本くらい。ボートまで歩いてゴンドラでグリンデルワルトに戻ることにした。
ボートまでは40分と1時間の2コースある。 以前40分の方を歩いたら森林の中の険しい山道で、疲れている足にはかなりきつかったので、今回は1時間コースを行く。
ヴァルトシュピッツ(1919m)、ボート(1570m)間
こちらも途中、山道や森林の中になったりするけど、40分ルートよりは良い。
ヴァルトシュピッツ(1919m)、ボート(1570m)間
帰国日。何度も利用しているチューリヒ空港なのに今までと変わっていて焦る。
⇒旅行中のできごと「チューリヒ空港」
→
チューリヒ空港情報(仏語・英語・独語)