ツェルマット近郊に3泊するも、天気が悪く一度もマッターホルンが見えなかった旅。逆に天気が悪い日の楽しみ方を習得。
① チューリヒ [Zürich]
② ヴェッギス [Weggis]
③ ベアテンベルク [Beatenberg]
④ ヴヴェイ [Vevey]
⑤ テッシュ [Täsch]
⑥ モントルー [Montreux]
⑦ ローザンヌ [Lausanne]
⑧ ニヨン [Nyon]
⑨ ジュネーブ [Genève]
日付 | 旅程 | 宿泊地 |
8/9(月) | 成田 → (飛行機(ミュンヘン経由)) → チューリヒ① | チューリヒ |
8/10(火) | ルツェルン周辺(チューリヒ湖遊覧船、ツーク湖遊覧船、リギ・クルムにてハイキング) | ヴェッギス② |
8/11(水) | ユングフラウ地方(ニーダーホルン、ベアテンベルク) | ベアテンベルク③ |
8/12(木) | レマン湖地方(ヴヴェイ④、モン・ペルラン散策、コルソー) | テッシュ⑤ |
8/13(金) | マッターホルン周辺(ゴルナーグラート、リッフェルアルプ)ハイキング | テッシュ |
8/14(土) | レマン湖地方(ブロネにてハイキング、モントルー⑥) | テッシュ |
8/15(日) | レマン湖地方(レマン湖遊覧船、ローザンヌ⑦、ニヨン⑧、ジュネーブ⑨) | ジュネーブ |
8/16(月) | ジュネーブ → (飛行機(ミュンヘン経由)) → 成田(8/17(火)) | 機内 |
成田(NRT)12:25発 → (LH715) → ミュンヘン[München](MUC)17:35着19:15発 → (LH3750) → チューリヒ[Zürich](ZRH)20:10着 → (0h10) → チューリヒ中央駅[Zürich HB]
今回の旅行は成田発昼の便で、ミュンヘンを経由してチューリヒへ向かう。
今年からドイツのルフトハンザ航空(LH)のマイレージを貯めることにした。 ルフトハンザはスターアライアンスなので、同アライアンスに所属するスイスインターナショナルエアラインズや 全日空に乗ってもマイレージを貯めることができる。
成田空港に早く着きすぎてしまった。駐機場を見てみるとLH航空のA380を発見! 9:30位に出発しているはずの便がどうやら遅れているらしい。
本当は航空券予約の際、今回の12:25発の便かその前の9:30位に出発する便にするかかなり迷った。 というのも9:30位に出発する便はお目見えして間もない最新鋭のエアバス機A380。乗ってみたいと思っていた。
でもまだ導入された間もない時期、けっこうまだトラブルがありそうな気がして今回は見送ることにしたが、 こんなに出発が遅れているならやめておいてよかった。
飛行機に乗ると自分の席と隣の席のディスプレイ一式が壊れているらしく、 お詫びとしてバウチャー券をもらうが、機内免税品に使えるのみ。ほしいものなんてないし・・・
機内食はビミョー。やっぱり機内食だけはエールフランスの方がよい。
定刻通りミュンヘンに到着。いつも挨拶くらいで済む入国審査で旅行目的や滞在日数を聞かれた。フランスやイタリアのときは聞かれたことなかったので戸惑う。 ミュンヘンを1時間遅れで出発し、チューリヒに着いたら21時をまわっていた。
チューリヒ[Zürich] → (0h40) → タールヴィル[Thalwil]
晴天!チューリヒ駅へ。
ライゼゲペックを利用してスーツケースを4日目からの宿泊予定地テッシュへ送った。これで身軽になった。
早速チューリヒ湖遊覧船へ。
チューリヒ湖[Zürichsee]
チューリヒ駅から船着き場まで2008年同様リマト川に沿って歩き、10:00発の船に乗船。
40分程でタールヴィル到着。船着き場から駅までは近いけど、ものすごい坂道・・・
リギ山頂への標識(若者コースと老人コース)
リギ・クルム駅からリギ山頂を目指す。といっても約5分程度の道のりで、2通りの行き方がある。 行きは右回りの緩やかな老人コース、帰りは若者コースを歩くことにする。
リギ・クルム → (0h45) → リギ・カルトバート・フィルスト[Rigi Kaltbad-First]
リギ山 ハイキングコース
リギ・クルム駅に戻り、リギ・カルトバート・フィルスト駅まで歩いて下る。フィッツナウ[Vitznau]へ向かう線路とほぼ並走する感じのハイキングコース。
15分程歩くとリギ・シュタッフェル駅[Rigi Staffel]に到着。
ヴェッギス[Weggis] → (0h20) → キュスナハト・アム・リギ[Kussnacht am Rigi] → (1h50)(ルツェルン[Luzern]、コノルフィンゲン[Konolfingen]経由) → トゥーン[Thun]
雲が多いが晴れ。今日はニーダーホルン[Niederhorn]へ行ってハイキング後、ベアテンベルク[Beatenberg]に宿泊予定。
まずはルツェルンへ行くのに船で行こうか散々迷った挙句、結局バスと電車を乗り継いで向かったが、 やっぱり船で行ったほうが楽しそうだったな・・・と思う感じのルートだった。
ルツェルンからトゥーンへ向かう。
ゴールデンパスラインと言われる眺めの良いマイリンゲン[Meiringen]経由(地図のベージュ色の線)ではなく、 平地を回り込む最速ルートのベルン[Bern]経由(地図のグレーの線)でもなく、マイナーなコノルフィンゲン経由で行くことにした。
トゥーン → (1番)(0h30) → ベアテンブフト[Beatenbucht] → (0h10) → ベアテンベルク[Beatenberg] → (0h15) → ニーダーホルン[Niederhorn]
トゥーンからトゥーン湖沿いを走る1番バスでベアテンベルク行き、ケーブルカー乗り場のあるバス停ベアテンブフトへ。 更に、ケーブルカーとゴンドラを乗り継いでニーダーホルンへ。
ニーダーホルン → (0h50) → フォルサス[Vorsass] → (0h50) → ベアテンベルク・アルタスハイム[Beatenberg, Altersheim] → (0h10) → ベアテンベルク Wydi
しばらく待ってもユングフラウが見えそうもないのでベアテンベルクまでのハイキングに出発。 1番ルートを選択するが、険しくなってきて森の中を下る。5番の方が眺めがよかったかも。
50分程でフォルサス到着。ここからベアテンベルクまでは1時間のルートと1時間25分のルートがあり、 1時間の方を選択。遠くにユングフラウ三山が時々顔を出しかけるけどすぐに雲の中(T_T)。
ベアテンベルクに着くはずが、最後のところでショートカットルートを歩いたら ひとつ隣のバス停アルタスハイムに到着。そのままバスに乗って宿に近いWydiというバス停で下車。
テッシュ[Täsch] → (0h12) → ツェルマット[Zermatt] → (0h30) → ゴルナーグラート[Gornergrat]
今日も朝から小雨が降る悪天候。とはいえ天気予報によるとこれから晴れてくるらしいので、 8時発の電車でツェルマットへ行き、晴れてくることを祈りつつゴルナーグラート行きの登山電車に乗る。
30分程でゴルナーグラートに到着。雲だらけでどの方向にどの山があるのかすらわからない。
ゴルナーグラート → (3h30) → リッフェルアルプ[Riffelalp] → (0h20) → ツェルマット[Zermatt] → (0h12) → テッシュ[Täsch]
左:モンテローザ[Monte Rosa](4634m)、右:リスカム[Liskamm](4527m)
ゴルナーグラート(3089m)からリッフェルベルク[Riffelberg](2582m)を経由してリッフェルアルプ(2211m)までハイキング開始。
逆さマッターホルンが見えるはずのリッフェル湖[Riffelsee]でお昼を食べながら雲が取れるのを待つが、 結局マッターホルンは見えずリッフェルアルプに向けてハイキング再開。
テッシュ[Täsch] → (2h30) → モントルー[Montreux] → (1h10) → ローザンヌ・ウシー[Lausanne Ouchy] → (メトロ)(0h05) → ローザンヌ[Lausanne]
最悪なことに今日も雨。雪が降ったらしく目の前の低い山まで雪化粧。
結局4日ともマッターホルンの全体像を見ることはできず、早々に今日の宿泊地ジュネーブへ向かうことにした。
例によってレマン湖に近づくにつれて天気が回復。 雨がやんでいるのでモントルーで下車して船に乗る。駅から船着き場まではまあまあ近い。
ジュネーブ・コルナヴァン[Genève Cornavin](中央駅) → (0h06) → ジュネーブ(GVA)13:05発 → (LH3685) → ミュンヘン[München](MUC)14:15着15:45発 → (LH714) → 成田(NRT)10:15着(8/17(火))
今日もどんよりした天気で、しかもかなり寒い。 街をふらふらし、サン・ピエール大聖堂[La cathedrale protestante Saint-Pierre]に登ってみたが、天気が悪いせいもあっていまいち。
今回の旅行はさすがに天気が悪すぎて、計画していたスケジュール通りにはいかず残念。 とはいえ、雨の日は標高の低いレマン湖周辺に行けば、晴れは無理でも雨は避けられそうなことが分かった。
でも、そうなるとスイスパスはやっぱり必須ということになる。今回は大移動ばかりしたので相当元は取ったはず(笑)