スイスアルプスを大満喫!
真っ白な山々や大自然に囲まれながらのハイキング、 車窓から眺める美しい青色の湖、その湖上遊覧船から眺める鮮やかな緑の世界など、 自然を楽しむことがメインのスイス中心の旅行記です。
成田(NRT)10:25発 → (NH209) → デュッセルドルフ(DUS)[Düsseldorf]16:00着18:50発 →
(EW9748) → ジュネーブ(GVA)[Genève]20:10着
ルフトハンザと全日空の共同運航便でデュッセルドルフへ。その後、飛行機を乗り継ぎジュネーブ入り。今回もスイス旅行。
機材はANAでボーイング787。双発機でヨーロッパに行くのは初めて。怖い。座席も2列-4列-2列シートでなくて3列-3列-3列シート・・・ 今回は予約が遅くなったので仕方ない。来年は早めにいつものチューリヒ直行便を予約したい。
デュッセルドルフに到着後、電光掲示板でジュネーブ行きの便を探すがなかなか見つけられず不安になる。 ⇒旅行中のできごと「Genfってどこだ?」
このジュネーブ行きはユーロウィングスの運行。どうもLCC兼用?っぽく、軽食や飲み物が無料の人と有料の人が混在している。 CAさんはどうやって見分けているのか・・・っていうかそれよりもLCC兼用って知ってたら絶対乗ってない。 欧州内乗り継ぎの飛行機はみんなLCCになってきているのだろうか・・・
今日はジュネーブ空港近くのホテルに泊まる。空港からホテルへシャトルバスが出ている。乗車すると運転手に5分後に出発すると言われた。 が・・・、別のホテルのシャトルバスの運転手とおしゃべりを始め、結局15分後出発。 スイスとはいえ、さすがフランス文化の影響強いジュネーブという感じ。
ジュネーブ空港駅[Genève-Aéroport] → (1h20) →
ヌーシャテル[Neuchâtel] →
(2h25)(ベルン[Bern]、ビュル[Bulle]経由) → ブロ・ファブリック[Broc-Fabrique]
朝から大雨で遠くで雷の音も聞こえる。それでも8時半にホテル出発。今日からの滞在地ヌーシャテルへ向かう。 宿は前にも泊ったことのある駅前のホテル。悪天候の上、大荷物の身にはありがたい。
とりあえずチェックイン時間まで荷物を預かってもらおうと思ったら、まだ10時半なのに部屋に入れてもらえた。ラッキー! 荷物を置いてすぐに出発。雨の場合に行こうと思っていたチョコレート工場へ。
乗り換えのビュル駅への到着が遅れたが、ブロ・ファブリック行きの電車は待っていてくれた。 この電車に乗る人はほとんどが自分同様チョコレート工場メゾンカイエに行く模様。
メゾンカイエ[MaisonCailler](チョコレート工場)
ブロ・ファブリックは終点。このチョコレート工場のために電車を引いた感じで、駅の目の前がメゾンカイエ。 雨なので急遽予定を変更してやってきたのか、ハイキングの恰好の人もけっこういる。
工場見学のチケット売り場は大混雑で、行列に並んでいると「見学3時間待ち」の張り紙が・・・ チケットを買うと整理番号が渡され、電光掲示板に表示された番号の人が入れる仕組み。1回の番号表示で20人くらいが入れる模様。 一人だったので、あなたラッキーねと言われ約30分後に入れることになった!
試食コーナー
音声ガイドも多数の言語がそろっていて日本語もある。見学のハイライトは十数種類のチョコレート試食。 また長い行列に並ぶことになるけど、いざ自分の番になると食べ終わらないうちに次のチョコレートの前。 もたもたして後ろの人を待たせると悪いし、でも全種類食べたい。 食べきらないものを左手に乗せながら全種類ゲットするものの手の体温で溶けて左手がチョコでドロドロ。飲み物もほしい・・・
それにしてもこんなに試食できるとは思わなかった。 他にチケット購入時に3種類のプラリネをもらい、見学途中でできたてのチョコを食べたりして、チョコレートしばらくいいやと思うくらい食べた(笑)
ブロ・ファブリック → (2h00)(ビュル、ベルン経由) → ビール/ビエンヌ[Biel/Bienne] →
(0h15) → ヌーシャテル
部屋の窓からヌーシャテル湖[Lac Neuchâtel]
ヌーシャテル到着後、雨が上がっているので無料で入れる植物園[Jardin Bontanique]へ。散歩にちょうど良い。
晴れ!?のようなので世界遺産であるレマン湖[Lac Léman]畔のラヴォー[Lavaux]地区のブドウ畑へ行くことにした。
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レマン湖地方情報(英語・独語)
グランヴォー、リュトリー間
眺めが最高に良い。いつも思うけど、湖畔に住む人達がうらやましい。
グランヴォー、リュトリー間
散歩には最適。1時間20分程であっという間にリュトリー到着。
リュトリー[Lutry] → (2h05)(ローザンヌ、パイェルヌ[Payerne]経由) →
ムルテン[Murten] →
(1h50) → ヌーシャテル
ムルテンにて、ムルテン湖[Murtensee]
ムルテン湖とヌーシャテル湖[Lac Neuchâtel]は運河でつながっていて、船を乗り換えることなくヌーシャテルまで行ける。
湖をつなぐ運河
船に乗って間もなく本降りの雨。天気が悪いので乗客は5人のみ。次の船着き場で4人下船し、その後ヌーシャテルまで独り占め!
ラウターブルンネン → (1h50)(インターラーケン[Interlaken]、ベルン[Bern]経由) →
フリブール[Fribourg] →
(0h50) → ビュル[Bulle] →
(1h40)(パレジュー[Palézieux]、ローザンヌ[Lausanne]経由) → エペス[Epesses]
今日も一日中雨の予報。ユングフラウ[Jungfrau]地方にいてもハイキングできないし山も見えないので、 晴れていそうな方をめざして電車に乗る。
ベルン[Bern]で下車すると雨が上がっていた。
でも今にも降り出しそうなのでもっと晴れている地方をめざしてグリュイエール湖[lac de la Gruyère]の方へ向かうバスに乗る。
⇒旅行中のできごと「グリュイエール湖沿いのバスルート」
ビュルに到着。こちらも雨。やっぱりレマン湖[Lac Léman]の方まで行かないとかな・・・ということで、今日もレマン湖へ。
エペス[Epesses] → (0h35) → キュリー[Cully] →
(1h20)(ローザンヌ[Lausanne]、イヴェルドン・レ・バン[Yverdon-les-Bains]経由) →
ビール/ビエンヌ[Biel/Bienne] →
(3h00)(ベルン[Bern]、インターラーケン[Interlakne]経由) →
ラウターブルンネン[Lauterbrunnen]
一昨日来たグランヴォー[Grandvaux]のすぐ先のエペスにやってきた。
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レマン湖地方情報(英語・独語)
エペス、キュリー間
ぽつぽつ雨が降っているけどキュリー(ローザンヌ方向)までなら歩けそう。
エペス、キュリー間
道がシンプルで分かりやすい。途中少しだけ傘をさすが、あっという間にキュリー到着。電車でローザンヌに戻る。
ビール湖
ラウターブルンネンまでは、遠回りしてヌーシャテル湖[Lac Neuchâtel]やビール湖[Bielersee]沿いを通って帰ることにした。
午後から晴れてくるようなのでシーニゲプラッテに行くことにする。
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シーニゲプラッテ情報(英語など)
シーニゲプラッテにて
どんよりしていて、山々は雲隠れ。
No.3のハイキングコースでシーニゲプラッテ周辺を一周する。
左:トゥーン湖[Thunersee]、右:ブリエンツ湖[Brienzersee]
トゥーン湖、ブリエンツ湖の方向は雲が取れて湖一望。
シーニゲプラッテにてユングフラウ三山
ユングフラウ三山の方向はなかなか雲が取れず、この写真が精一杯。
ラウターブルンネン[Lauterbrunnen] →
(0h04) → グリュッチュアルプ[Grütschalp] →
(0h15) → ミューレン[Mürren] →
(0h04) → アルメントフーベル[Allemendhubel] →
(1h00) → ミューレン[Mürren] →
(0h15) → グリュッチュアルプ[Grütschalp] →
(0h04) → ラウターブルンネン[Lauterbrunnen]
ラウターブルンネンに戻り、ミューレン、アルメントフーベル方面へ。
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ミューレン情報(英語など)
⇒旅行中のできごと「グリュッチュアルプ行きロープウェイ」
アルメントフーベル、ミューレン間
天気回復!マウンテントレイルを歩く。途中から案内板がなくなり適当に歩いたらミューレン駅前に到着。
ラウターブルンネン[Lauterbrunnen] → (0h14) → ヴェンゲン[Wengen] →
(0h06) → メンリッヒェン[Männlichen] →
(1h15) → クライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg]
やっと快晴!!!今日はユングフラウ地方最終日。早々にホテルをチェックアウトしてフロントに荷物を預け、メンリッヒェンへ向かう。
ユングフラウ地方に来てメンリッヒェン、クライネ・シャイデック間を歩かず帰るわけにはいかない。
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メンリッヒェン情報(英語・独語)
昨日の朝のお天気カメラではメンリッヒェンはうっすら雪が積もっていた!? その時はまさかと思ったけど、その証拠に今日もまだ日陰に少し雪が残っていた。
メンリッヒェンにて、左からアイガー[Eiger]、メンヒ[Mönch]、ユングフラウ[Jungfrau]
今回はメンリッヒェン山頂には行かず、すぐにクライネ・シャイデックに向けて歩き始める。
何度歩いても間違いなく一番良いハイキングコース。晴れてよかった。
メンリッヒェン、クライネ・シャイデック間、正面:クライネ・シャイデック
あっという間にクライネ・シャイデック。こんなに天気がいいし、もっと歩きたい。
クライネ・シャイデック到着直前、右側が小高くなっていてビューポイントマークがあるので登ってみると、 そこからヴェンゲルンアルプ行きのハイキングルートがあるのを発見!
クライネ・シャイデック → (1h00かなり早歩き) → ヴェンゲルンアルプ[Wengernalp] →
(0h40) → ラウターブルンネン[Lauterbrunnen]
クライネ・シャイデック、ヴェンゲルンアルプ間
始めはけっこうな上り坂。クライネ・シャイデックを下に見るハイキングコース。
前日までの雨でぬかるんでいる所があるものの、小高いところを歩くので視界が開けていて眺めは最高によく、風も心地よい。
牛たちがみんなこっちを向くので撮ってあげる。
左からアイガー[Eiger]、メンヒ[Mönch]、ユングフラウ[Jungfrau]、右の方:ラウターブルンネンの崖
乗りたい電車の時間が迫り、最後はかなり早歩き。
ラウターブルンネン → (2h50)
(インターラーケン[Interlaken]経由、ゴールデンパスライン) → ルツェルン[Luzern]
ゴールデンパスラインのルートでルツェルンへ。
→ゴールデンパスライン(日本語あり)
インターラーケン、ルツェルン間の車窓
やっぱり晴れている日は車窓もとにかく美しくて完璧!
ルツェルン[Luzern] → (0h35) → ゼーブルク[Seeburg] →
(0h10) → ルツェルン[Luzern] →
(0h50) →
ホテル・ゼーブルク[Hotel Seeburg](バス停)
四森州湖(ルツェルン湖)[Vierwaldstättersee]
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フィーアヴァルトシュテッテ湖遊覧船(英語、独語)
渡し舟的な役割もあるようで、途中同じ船着き場を往復してからゼーブルクへ。
ホテルに荷物を置いてすぐ、バスでルツェルン駅に戻る。
カペル橋(ルツェルン)
今度は湖沿いを散策しながらホテルまで歩く。遊歩道が整備されていてベンチや木陰もいっぱいあって気持ちよく歩ける。
今日の夕飯
途中で湖沿いのレストランに入ろうと思っていたけど、気づくとホテルの前に着いてしまった。
すると、一見勝手に入っていいのかためらうような門と広い庭のついたサンセットバーというお店を発見し、恐る恐る入ってみる。 サラダバーでプレート(大)を購入し、サラダをはじめ前菜的なおつまみ、パン、フルーツなどを大量に盛り付け、 お酒コーナーでパナシェを買って湖に一番近い席へ。給仕のいる大人数の予約席以外はすべて庭の中の湖沿いの外の席のようで、気軽で気持ちよくて大満足。