昨年と同じ語学研修機関を利用してフランスへ。今年は1か月間の研修。 パリ、シャルルドゴール空港(CDG)で無事スーツケースを受け取り、出迎えの職員に無事合流。 パリでの滞在先は昨年同様ラ・デファンス[La Défense]地区のレジダンス。
レジダンスのルームメイトとパリ市内を動き回る。昨年に比べてかなりフランス語が上達した気がする。
急遽予定を変更して、研修後に行こうと思っていたパリ近郊のヴェルサイユへ。
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ヴェルサイユ宮殿(英語・仏語)
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ヴェルサイユ宮殿([ユネスコ世界遺産](英語・仏語)
ルート1で行く予定でビル・アケム駅に着くとRERのC線は工事中。 迂回路(ルート2)の案内図を渡された。予期せぬ予定変更にかなり不安・・・
ヴェルサイユ宮殿(入口)
なんとか到着。
ヴェルサイユ宮殿(庭園から)
アポロンの泉[Bassin d'Apollon]
王妃の村里[Le Hameau]
マリー・アントワネットが造らせたらしい。
宮殿内を撮ったフィルムをだめにしてしまい、売店で1本(24枚撮り)50フラン(約1000円)のフィルムを買う羽目に(>_<)
庭園はかなり広くて、乗り物で回ろうとガイドブックで「プチトラン乗り場」と書いてある場所へ向かうがそれらしきものが見当たらない。 散々歩き回って探した挙句よく見直すと「乗り場」という文字から矢印が出ていて全然別の場所を指していた。 いまさら戻る距離ではなく、泣く泣く歩いて回ることにする。
歩きすぎて足が痛い・・・今度来るときは絶対プチトランに乗るか自転車を借りようと思う。
ステイ先の部屋
この日は雨で8月なのに寒い。ステイ先は一人暮らしのマダムの家。 部屋は緑いっぱいの明るいバルコニー付き!?ではなく、これは壁紙。
学校までは運河や旧市街を通り、歩いて30分。初日、マダムが学校まで連れて行ってくれるという。 でも実は道を知らないらしく、人に聞きまくっていてちょっと心配・・・
それでも無事時間通り到着。9:00からクラス分けテストのはずが、予想通り時間通りには始まらない。
続いて10:00から一人ずつオーラルテストのはずが、これもどんどん遅れて11:45の予定だった私の面接はなんと13:20。 学食は13:30で閉まってしまいお昼を食べ損ねる(>_<)
その後説明会、街めぐり、市役所でのレセプションパーティーと盛りだくさん。
ゼラニウムで彩られたアヌシーの運河
運河の中に建つ旧刑務所
アヌシー観光の名所。
旧市街では火、金、日は朝市が開かれる。残念ながら通る時間はいつも準備中。
翌日クラスが発表された。今年は中級クラス(^^)v
学校主催のシャモニーへの遠足を申し込んだ。
シャモニーはモンブランの麓の町でアヌシーから真東へ約60km。東に行くとすぐスイス、南へモンブランを越えるとイタリアになる。
→シャモニー観光局(英語・仏語など)
シャモニーから
メール・ド・グラース[Mer de Glace]へ
メール・ド・グラース
なぜかいつも飲んでいる酔い止めの薬が全然効かず今にも吐きそうになりながらシャモニー到着。 原因は朝食のオレンジジュース。柑橘系は酔う人にはNGらしい。知らなかった(> <)
シャモニーでは自由行動。 皆、モンブラン[Mont Blanc]を見にエギュィーユ・デュ・ミディ[Aiguille du Midi]へ向かう中、氷河を見にメール・ド・グラースへ。
エギュィーユ・デュ・ミディに行ってきた人たちは高山病にかかったらしく、皆頭痛がすると言っていた。 富士山より高いところまでロープウェイで一気に上るらしい。 車酔いの上高山病なんて・・・と思うと、行きたかったけど行かなくて良かったような。
日曜日、マダムが西へ約12kmのところにあるモントロティエ城 [Château de Montrottier]へ連れて行ってくれた。
車酔いしやすい私のためにゆっくり運転してくれるというけど運転の荒さはあまり変わっていないような・・・
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モントロティエ城(英語・仏語)
授業後急いで帰宅し、13:50発の地元の観光バスツアーでレマン湖 [Lac Leman]沿いの町イヴォワールへ。 ⇒旅行中のできごと「地元観光バスツアー」
添乗員なしの半日ツアーで、途中ジュネーブ(スイス)に寄ってトイレ休憩。 添乗員なしとはいえ、名所を通るたびに運転手さんのアナウンスが入る。
(このときはまだシェンゲン協定が結ばれる前なので、本来国境を越える際パスポートが必要だったが、) ジュネーブは他国でも、立ち寄るだけで全員バスに戻るのでパスポートチェックはない。
イヴォワール
花と緑あふれる小さな村イヴォワール到着。でも想像していたのとはちょっと違って、村を一回りするけど思ったほど花がない。
→イヴォワール観光局(英語・仏語)
五感の庭[Le jardin des cinq sens]という庭園があり、そこなら花がいっぱいなんだろうと、入場料を払って入ったけど・・・更に咲いていない。 デザインされた庭はあるけど、なんか雑草っぽいような。
たまには学業に励む(笑) アルプスが近いせいで夏でも朝晩は寒く、一日の気温差が激しい。
ジュネーブ地図
約1時間でジュネーブ中央駅コルナヴァン[Cornavin]から400mの所にあるバスターミナル到着。
→ジュネーブ観光局(英語・仏語)
ジュネーブはアヌシーから真北へ約35km。電車でも行ける。
イギリス公園[Jardin Anglais]の花時計
サンピエール大聖堂[Cathédrale de Saint-Pierre]からの眺め
天気が悪いながらもジュネーブ市内、レマン湖が一望。
市内バス一日フリーパス5CHF(スイスフラン)(約400円)を買って市内をめぐる。 スイスは物価が高くて、食べ物一つ買うのに躊躇してしまう。
バスはエクス・レ・バン[Aix-les-Bains]発で、途中アヌシーの乗客を拾ってスイスへ向かう。バスは地元のおばちゃんたちで満席。
9時過ぎ、レマン湖の南岸、ミネラルウォーターで有名なエビアンでトイレ休憩。ここはまだフランス。 →エビアン観光局(英語・仏語など)
途中立ち寄ったスイスの町
レマン湖畔のサン・ジャンゴルフ[Saint-Gingolph]という町からスイスに入る。 今回のスイス行きは昨日と違ってバスで全員同一の行動するのでパスポートは要らない。 村々に立ち寄りながら、13時チーズの町グリュイエールに到着。 →グリュイエール観光局(英語・仏語・独語)
グリュイエール城の庭
「出発は15時です」と運転手さんのアナウンス。念のため運転手さんに再確認し、聞き取りも和訳も間違いなかった。 が・・・なぜかしばらくの間15時を午後5時と勘違い。危うく置いて行かれるところだった。
グリュイエールの町を散策していると、学校のバス旅行で来た友達に遭遇してびっくり! 昼食後、町の奥のグリュイエール城へ。城内から見渡す村々の風景は最高にいい。 その後はチーズ工場でグリュイエールチーズの試食。おいしぃ~。
17時、ローザンヌ[Lausanne]で休憩して、19時半アヌシーに到着。 酔い止め薬のせいでバスの中では寝てばかり。車窓からの風景は見逃したけど、一日たっぷりスイスを満喫!
マダムがクロックムッシュ[croque monsieur]の作り方を教えてくれた。 マダムのレシピは、マスタードは塗らず、焼く前ビールに浸すというもの。えっ?と思ったけど、これがおいしい。
26日(水)は修了テストがあった。生徒の一人がカンニングしていたらしく先生が激怒。 たった1ヶ月の語学研修の修了テストになぜカンニング・・・ その影響なのか、翌々日の試験結果発表ではクラスの合格者は十数名中5名のみ。 一方で、他のクラスはほぼ全員が合格しているようだった。
ちなみに私はbienという2番目に良い評価をもらった。 日頃から、マダムに「前に滞在していた子は毎日良く勉強していたわ」と言われていただけに、これでなんとか報告できる。
修了テストが終わったお祝いに、クラスメイトと先日ラクレットを食べたレストランへチーズフォンデュを食べに行く。 テラス席で昼から白ワインで乾杯!またもや食べ過ぎる。⇒旅行中のできごと「チーズフォンデュ」
アヌシー滞在最終日、買おうか迷っていたLe Petit Nicolasという本を探しにFNACへ。
FNACは本とかCD等を売るフランスで一番大きいチェーン店。
→FNAC(仏語のみ)
いくら探しても見つからないので近くの店員にたずねると、なぜか別のコーナーへ案内された。 そして、9才用と書かれた棚を指し苦笑いとともに去って行った。別の本屋ではポケット文庫のところにあったのに・・・
マダムに別れを告げ、パリのレジダンスへ戻る。
サクレクール寺院[Sacré_Coeur](モンマルトル[Montmartre])
日曜日、予約しておいたパリ発のバスツアーでモネの家へ行くはずだった。 が・・・トラブルがあって火曜日に振り替えとなった。 ⇒旅行中のできごと「観光ツアーバスを乗り間違える」
パリをぶらぶら。モンマルトルにやってきた。(左写真)
モネ家の池