フランス語学研修 1997年 8月

1997夏地図

大学で第2外国語としてフランス語を習い始めたのをきっかけに語学研修と称しフランスへ。 西海岸のラ・ロシェルで2週間の研修後、パリを拠点にフランス観光。初海外にどきどきの旅。

① パリ [Paris] 
② ラ・ロシェル [La Rochelle] 
③ ボルドー [Bordeaux] 
④ サンテミリオン [Saint Émilion] 
⑤ コニャック [Cognac] 
⑥ モン・サン・ミシェル [Mont Saint-Michel] 
⑦ ロワール古城めぐり [Loire] 

旅程: 1997.8.1(金)~8.21(木)

日付 旅程 宿泊地
8/1(金) 成田 → (飛行機) → パリ パリ
8/2(土) パリ① パリ
8/3(日) パリ → (TGV) → ラ・ロシェル② ラ・ロシェル
8/4(月)~8/9(土) ラ・ロシェル ラ・ロシェル
8/10(日) ボルドー③、サンテミリオン④ ラ・ロシェル
8/11(月)~ 8/12(火) ラ・ロシェル ラ・ロシェル
8/13(水) コニャック⑤ ラ・ロシェル
8/14(木) ラ・ロシェル ラ・ロシェル
8/15(金) ラ・ロシェル → (TGV) → パリ ラ・ロシェル
8/16(土) モン・サン・ミシェル⑥ パリ
8/17(日) パリの美術館巡り パリ
8/18(月) パリで遊覧船乗船 パリ
8/19(火) ロワールの古城めぐり⑦ パリ
8/20(水) パリ → (飛行機) → 成田(8/21(木)) 機内
飛行機飛行機/ 電車電車/ バス/バス 船船/ タクシータクシー/ 徒歩徒歩/ ケーブルカーケーブルカー/ ロープウェイロープウェイ/ ゴンドラゴンドラ/ チェアリフトチェアリフト

※このページ内の写真:フィルム写真のスキャンなので画質が悪いです・・・

8/1(金)

成田(NRT)12:00発 → 飛行機(AF275) → パリ(CDG)17:20着

初海外にもかかわらず、渡航中に期限を迎える課題があって前日は徹夜。 そのせいで飛行機に搭乗した直後から爆睡Zzz・・・目覚めるたびに自分のテーブルに食事が載っていたり片付いていたり。 隣の席の人が色々やってくれていたらしい・・・

パリ、シャルル・ド・ゴール[Charles-de-Gaulle]空港に到着すると、自分のスーツケースが見つけられず大パニック。 おそらくターンテーブルを間違えていたらしい。結局、荷物の一時預り所まで行ってやっとゲット。

迎えの職員に連れられてパリ西部のラ・デファンス[La Défense]地区にあるレジダンスに到着。21時を過ぎても明るいことに驚く。

8/2(土)

パリ[Paris]

凱旋門

凱旋門[L'Arc de Triomphe]

翌日の研修先への移動に備え、軽く市内を歩き回るだけにする。

8/3(日)

パリ11:05発 → 電車(TGV8391) → ラ・ロシェル[La Rochelle]13:56着

モンパルナス駅

モンパルナス駅[Montparnasse](パリ)

フランス高速列車TGVに乗って研修地ラ・ロシェルへ。

ラ・ロシェル観光局(英語・仏語など)

パリ→ラロシェル

ホームステイ先の家は海岸の近く。大きなプールのある広い家で、イギリス人、スイス人もステイしていた。

8/4(月)~9(土)

ラ・ロシェル[La Rochelle]

約2週間のフランス語語学研修スタート。 8:30からのクラス分けテストに備えて早めに家を出たかったのに、学校まで案内してくれるというスイス人と家を出たのが8:20。

連れて行ってもらうので何も言えず、案の定初日から遅刻。でもテストは8:30に始まらず、ひとまずホッとする。 午後は学校がラ・ロシェル散策に連れて行ってくれた。

ラ・ロシェルの街の眺め

ランテルヌ塔から[Tour de la Lanterne]

翌日も一緒にステイしている二人と登校したらまた遅刻・・・ 少しでも多く寝ていたい彼女たちは自転車をレンタルした。これで明日から別登校。

ステイ先での夕食は毎日20時半とか21時スタート。あまりに遅くてお腹ぺこぺこ。 毎日きちんと前菜から始まり、必ずワインを開けてたっぷり2時間かけて食事する。

量もすごい。天気が悪くない限り、日が暮れかけたテラスでキャンドルに照らされながらの食事。贅沢この上ない。

このときのことが忘れられず、日本に帰ってからバーベキューセットのテーブルを庭に出して真似してみる。 10分もたたないうちに、湿気たっぷりの蒸し暑さと蚊やハエにうんざりして1度で断念した。

8/10(日)

ラ・ロシェル[La Rochelle] → バス(学校のバス) → ボルドー[Bordeaux] →  サンテミリオン[Saint Émilion] → バス(学校のバス) → ラ・ロシェル

ラ・ロシェル→ボルドー

学校では、有料ではあるが授業後や休日に色々な所に連れて行ってくれる。

その中でもこれは行かなきゃ!と思ったのがボルドー日帰り旅行。

ボルドー観光局(日本語あり)

ブドウ畑

ブドウ畑

ボルドーはラ・ロシェルから南に約150km。日帰りで十分行ってこられる。

ブドウ畑

ブドウ畑

ボルドーの街を散策後、現在では世界遺産になっているボルドー東部のサンテミリオンへ。

サンテミリオン

サンテミリオンの町並み

シャトー・シャンピオン[Château Champion]で1994年のワインを試飲。

街のワイナリーを巡るミニ列車があるらしい。乗ってみたかった。

ブドウ畑巡り列車(英語・仏語)

8/11(月)~12(火)

ラ・ロシェル[La Rochelle]

海岸沿いの道を歩いて海を眺めながら登校するのはとても気持ちがいい。 歩いていて毎朝驚くのが、マンションのベランダで海を眺めながら優雅に朝食をとっている人が結構いること。 平日だし引退してそうな年齢にも見えないし・・・優雅すぎる。

8/13(水)

ラ・ロシェル[La Rochelle] → バス(学校のバス) → コニャック[Cognac] →  バス(学校のバス) → ラ・ロシェル

ラロシェル→コニャック

申し込んでおいた学校の遠足でラ・ロシェルから南東に約80kmのところにあるコニャックへ。

日曜日に行ったボルドーより更に近いので、平日に通常の授業を終えて午後から出発。

コニャック

ヘネシー[Hennessy]の酒蔵

酒蔵を訪問後、別の街へ移動して試飲。

お土産に小さいヘネシーを1本購入したが、ブランデーを飲む人は誰もいなく部屋の飾りになってしまった。

8/14(木)

ラ・ロシェル[La Rochelle]

研修最終日。初心者クラスなのでペーパーテストはなく、街に出て色々な人にインタビューという課題が与えられた。 与えられた時間の割に内容が多く、猛暑の中汗だくになって街中走り回り、時間通り集合場所へかけつける。

なのに・・・生徒の半数はいつまで待っても戻ってこない。全員戻ってこないと学校に帰れない。お昼ご飯も食べられない。

いら立つ私とは対照的に、先生は特に何とも思っていない様子。わかってはいたけど、この国は遅刻に甘すぎる。

8/15(金)

ラ・ロシェル[La Rochelle]11:00発 → 電車(TGV8326) → パリ14:10着

ラ・ロシェル駅

ラ・ロシェル駅

再びTGVに乗ってパリへ。ラ・デファンス[La Défense]のレジダンスに戻る。

8/16(土)

パリ[Paris] → バス → モン・サン・ミシェル[Mont Saint-Michel] →  バス → パリ

パリ→モン・サン・ミシェル

研修で仲良くなった二人と一緒に、パリ発日本語ガイド付きモン・サン・ミシェル1日観光ツアーに申し込んだ。
モン・サン・ミシェル(英語など)[ノルマンディー観光局]

モン・サン・ミシェル

モン・サン・ミシェル

名物のオムレツを食べることにした。まずいと聞いていたので3人で1つ注文。まずい上にかなり大きくて結局3人でも食べきれなかった。

モン・サン・ミシェル

モン・サン・ミシェルの周り、引き潮の状態

モン・サン・ミシェル

帰りのバスの中から

ツアーなので慌ただしく、あっという間に帰りの時間。その上、酔い止めを飲んでいたせいで寝てばかりの一日だった。

8/17(日)

パリ  ルーブル[Musée du Louvre] → オルセー[Musée d'Orsay] → オランジュリー[Musée de l'Orangerie]  → パリの市庁舎

今日は美術館巡りをしてみる。正直あまり興味がないので、3つの美術館を半日で一気にまわった。

ルーブル美術館(英語など)
オルセー美術館(英語など)
オランジュリー美術館(英語など)

ルーブルではとりあえずモナリザを探してみる。⇒旅行中のできごと「モナリザ探し」

その後、せっかく来たので、自分なりに好みの絵を探そうとルーブルの中を歩き回る。 ふと、吹き抜けのようなところでライオン?の彫刻を見つける。名札が付いてないしただのオブジェ!? でもそのとぼけた顔が妙に気に入ってしまい、一緒に写真を撮る。

美術館めぐりの途中でカフェに寄った。支払い時、トラベラーズチェックが使えるというのでそれで支払う。 が・・・それがトラブルの元となる。⇒旅行中のできごと「トラベラーズチェック紛失」

パリの市庁舎

パリの市庁舎

豪華だと聞いていた市庁舎にやってきた。

ここは写真家ロベール・ドアノー[Robert Doisneau]の「パリ市庁舎前のキス」(1950年) [Le baiser de l'hôtel de ville]が撮られた場所。

8/18(月)

パリ  遊覧船バトー・ムーシュ[Bateaux Mouches] → アレクサンドル3世橋[Pont Alexandre Ⅲ]

エッフェル塔

船からエッフェル塔[La Tour Eiffel]

セーヌ川[La Seine]の遊覧船バトー・ムーシュに乗船。 夕暮れ時がきれいと聞いていたので、日本でいう夕方の時間に乗ったらこの時間パリはまだ明るいんだった・・・

中央の「J-866」の文字は、2000年までのカウントダウン。

バトー・ムーシュ(日本語あり)

エッフェル塔と自由の女神

自由の女神[La statue de la Liverté]

アメリカの自由の女神はフランスが贈ったもの。そのお返しがこのミニ版。 翌98年、この女神像が「日本におけるフランス年」でお台場へやってきた。知らずに再会してびっくり!

アレクサンドル3世橋

アレクサンドル3世橋

セーヌ川にかかる橋で一番豪華らしい。

レジダンスへ戻るためメトロ乗り場へ行くと、事故か何かで電車は動いてなく大混雑。バス停へ向かうもバスも大混雑。

数台見送ってやっと乗れたが、ドアに足を挟まれ周りの人たちに救出される(>_<) 慌ててバスに飛び乗ったわけではなく、停留所に到着しドアが開く際、ドアが内側にたたまれ挟まれたのだ。

8/19(火)

パリ → バス → シャンボール城[Château de Chambord]  → バス → シュヴェルニー城[Château de Cheverny] → バス  → シュノンソー城[Château de Chenonceau] → バス → パリ

パリ→ロワール

申し込んでおいたパリ発の1日バスツアー、ロワール[Loire]地方の古城めぐりに出発。

シャンボール城

シャンボール城

左右対称の豪華な美しいお城なのに、残念ながら一部工事中。工事用ネットが撮影の邪魔をする。

城中にはレオナルド・ダ・ヴィンチの設計と言われる二重らせん階段があってなかなか面白かった。

シャンボール城(英語など)

シュヴェルニー城

シュヴェルニー城

続いてシュヴェルニー城。城の中には鹿の頭とか角がいっぱい飾られていた。小さめのお城。

シュヴェルニー城(英語など)

シュノンソー城

シュノンソー城正面

最後は川の上に建つシュノンソー城。

シュノンソー城(英語など)

シュノンソー城

シュノンソー城

下部のアーチの下はシェール川[Cher]

シュノンソー城

シュノンソー城の庭の1つ

これも川の上にある。

8/20(水)

パリ(CDG)13:30発 → 飛行機(AF276) →  成田(NRT)8:15着(8/21(木))

昼の便で帰国。一昨日バスのドアに挟まれた足が今になってひどく痛む...

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