スイス 2024年 8月

2024夏地図

貯まったマイレージで航空券を購入。これがなかったらスイスフランが高すぎて行けてなかった。

① チューリヒ[Zürich]
② オルテン[Olten]
③ ヴェンゲン[Wengen]
④ フィルスト[First]
⑤ ストックホルン[Stockhorn]
⑥ アルメントフーベル[Allemendhubel]

旅程: 2024.8.11(日)~8.18(日)

日付 旅程 宿泊地
8/11(日) 成田 → (飛行機) → チューリヒ① → オルテン② オルテン
8/12(月) オルテン → ヴェンゲン③、ユングフラウ地方(メンリッヒェン、クライネ・シャイデック、ヴェンゲン)ハイキング ヴェンゲン
8/13(火) ユングフラウ地方(フィルスト④、グリンデルワルト)ハイキング ヴェンゲン
8/14(水) ユングフラウ地方近郊(ストックホルン⑤)ハイキング ヴェンゲン
8/15(木) ユングフラウ地方(メンリッヒェン、フィルスト)ハイキング ヴェンゲン
8/16(金) ユングフラウ地方(ミューレン、アルメントフーベル⑥)ハイキング、ブリエンツ湖遊覧船 ヴェンゲン
8/17(土) ヴェンゲン → チューリヒ → (飛行機) 成田(8/18(日)) 機内
飛行機飛行機/ 電車電車/ バスバス/ 船船/ タクシータクシー/ 徒歩徒歩/ ケーブルカーケーブルカー/ ロープウェイロープウェイ/ ゴンドラゴンドラ/ チェアリフトチェアリフト/ トロッティバイクトロッティバイク

2024年8月11日(日)

成田(NRT)10:55発 → 飛行機(LX161) →  チューリヒ[Zürich](ZRH)18:10着 → 電車(0h50) → オルテン[Olten]

チューリヒ→オルテン

出発前夜23時頃、ネットでチェックインをすると、足の伸ばせる先頭の席が予約できた。 ラッキー!と思っていると、出発が30分遅れるとのメールが届いて嬉しい気持ちが半減。

結局1時間遅れで成田を離陸し、30分遅れでチューリヒ到着。 今年もロシアの上が飛べないせいで、アラスカやグリーンランド、北海上空を飛んで14時間のフライトとなった。

空港到着後、日本で購入したSIMカードを設定。⇒スイス旅行用にプリペイドSIMカードを買う

ネットがつながったので、早速オルテンまでの切符をスイス国鉄アプリ (SBB Mobile)で購入してみることにした。

というのも今回の旅行はスイストラベルパスではなく、地域限定パスであるベルナー・オーバーラントパスを利用するので、対象外区間は切符を買わなければならないのだ。

アプリを開くがネットがつながらない。ネット接続できたと思っていたができていなかったらしい。 時間がないので券売機で切符を買い、19:48の電車でオルテンへ。

電車の中でSIMカードの設定を確認。つながらない人はAPNの設定も必要とあるので、指示通りやってみるとつながり一安心。

20:38、オルテン到着。ホテルは非対面式。駅近で快適なホテルだった。

2024年8月12日(月)(その1)

オルテン[Olten] → 電車(ルツェルン[Luzern]経由)(03h20) →  ヴェンゲン[Wengen]

オルテン→ヴェンゲン

昨年のように夜中も鳴り響く教会の鐘の音に悩まされることなく、とても静かでよく眠れた。

今日はいよいよユングフラウ地方へ向かう。

ベルン[Bern]またはルツェルン[Luzern]までの切符を買えば、そこからは ベルナー・オーバーラントパス(Berner Oberland Pass)が使える。

切符は早く買う方が安く買えるので、昨日のうちにスイス国鉄アプリでルツェルンまでの切符を買っておいたのだ。

ルツェルン、インターラーケン間車窓

■ルツェルン、インターラーケン間車窓■

本当はベルン[Bern]経由の方が最速で行けるが、眺めがいいし少し安かったのでルツェルンを経由することにした。

12時30過ぎヴェンゲン到着。徒歩3,4分弱でホテルに到着。

スタッフはホテル併設のレストランの方で忙しいらしく、フロントには誰もいない。

チェックインは14時から18時で、荷物は地下のスキー置き場に置いておけとの張り紙があった。

スーツケースを地下に持っていき、早速ハイキングに出発!

2024年8月12日(月)(その2)

ヴェンゲン[Wengen] → ロープウェイ(0h06) →  メンリッヒェン[Männlichen]

ヴェンゲン→メンリッヒェン

ホテルからメンリッヒェン行きのロープウェイ乗り場へは2分もかからない。

ヴェンゲン、メンリッヒェン間のロープウェイは、スイストラベルパスだと半額分を追加で支払わなければならないが、 ベルナー・オーバーラントパスなら不要。

パスだけで乗れるとはいえ、以前は確か切符売り場でパスを提示して切符を手に入れないとだったような…

でも今はパスのQRコードで改札を通れるようになっているかもしれない。どっちだろう…

念のため切符売り場の列に並ぶが、結局切符に変える必要はなくパスのQRコードで改札を通れるそうだ。

メンリッヒェン

■メンリッヒェン[Männlichen](2227m)にて■

雲がちょっとあるけど、いい天気。

2024年8月12日(月)(その3)

メンリッヒェン[Männlichen] → ハイキングハイキング(1h20) →  クライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg]

メンリッヒェン→クライネ・シャイデック

今年もお決まりのメンリッヒェン(2227m)からクライネ・シャイデック(2061m)まで歩く。13:25出発。

メンリッヒェン→クライネ・シャイデック

■メンリッヒェン、クライネ・シャイデック間■

いつもながら最高の眺め。

左からアイガー[Eiger](3970m)・メンヒ[Mönch](4099m)・ユングフラウ[Jungfrau](4158m)

メンリッヒェン→クライネ・シャイデック

■メンリッヒェン、クライネ・シャイデック間■

奥:ヴェッターホルン[Wetterhorn](3701m)

メンリッヒェン→クライネ・シャイデック

■メンリッヒェン、クライネ・シャイデック間■

最後はユングフラウに向かって歩く。正面がクライネ・シャイデック駅。

2024年8月12日(月)(その4)

クライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg] →  ハイキングハイキング(0h40) → ヴェンゲルンアルプ[Wengernalp] →  ハイキングハイキング(1h10) → ヴェンゲン[Wengen]

クライネ・シャイデック→ヴェンゲン

まだまだ全然歩けるので、引き続き今年もクライネ・シャイデック(2061m)からヴェンゲン(1274m)まで歩くことにした。

クライネ・シャイデック→ヴェンゲン

■クライネ・シャイデック、ヴェンゲルンアルプ間■

左:メンヒ[Mönch](4099m)、右:ユングフラウ[Jungfrau](4158m)

14:50、クライネ・シャイデックを出発。今回は舗装された方の道を行く。

ヴェンゲルンアルプを出発してすぐの分岐では、昨年は右へ行ったので今回は左へ。

けっこう森林の中を行くので、日差しが強すぎるときはこちらの道がよさそう。

クライネ・シャイデック→ヴェンゲン

■アルメント[Allemend]、ヴェンゲン間■

アルメントを過ぎしばらく歩くと、記憶にない分岐に出くわした。

一方は以前も通っているはずの舗装された下りの道で、すぐにヴェンゲンに着くはず。もう一方は上りの砂利道。

せっかく見つけたので砂利道を行ってみることにした。

ヴェンゲンから遠ざかるように歩くので心配になったが、16:45ヴェンゲン到着。

グリンデルワルト→ツヴァイリュッチネン

雲行きがかなり怪しいので、夕食は部屋で軽く済ませることにした。コープで食料を買って急いでホテルへ。

部屋でビールを飲んでいると嵐のような天気になり、驚くことに1時間以上も停電した。スイスでこんなことがあるとはびっくり。早くホテルに戻って正解だった。

実はこの嵐、ユングフラウ地方に大変な被害をもたらしていて、グリンデルワルト[Grindelwald]、ツヴァイリュッチネン[Zweilütschinen]間の電車が不通になってしまったのだ。 しかも1週間近くも…⇒突然の嵐でインフラ大混乱

2024年8月13日(火)(その1)

ヴェンゲン[Wengen] → ロープウェイ(0h06) →  メンリッヒェン[Männlichen] → ゴンドラ(0h20) →  グリンデルワルト・ターミナル[Grindwlwald Terminal] → バス(121番)(0h15) →  グリンデルワルト・フィルストバーン[Grindelwald Firstbahn] →  ゴンドラ(0h25) → フィルスト[First]

メンリッヒェン

■メンリッヒェン[Männlichen](2227m)にて■

昨日と同様に、まずロープウェイでメンリッヒェンへ。

実は朝6時頃、部屋からロープウェイが動いているのが見えた。始発は8:10のはずなのに。

どうやら昨日の嵐で電車が不通になった影響で、代替輸送手段として早くから動かしているようだった。

ヴェンゲン→フィルスト

実際メンリッヒェンに着くと、旅行者が牛のフンをよけもせずスーツケースを必死に転がしていた。

聞いた話では、グリンデルワルトではスーツケースを持った人達で大混乱しているらしい。 やっぱり帰国日当日まで山岳地帯にいるのはハイリスクだな…

本当はグロッセ・シャイデック[Grosse Scheidegg]へ行くつもりだったが、バスも運休や遅延している。 おそらく代替輸送にバスを使ってしまっているのかも。

無理そうなので予定を変更し、確実に運行しているゴンドラでフィルストへ行くことにした。

2024年8月13日(火)(その2)

フィルスト[First] → ハイキングハイキング(0h55) →  バッハアルプ湖[Bachalpsee]

フィルスト→グリンデルワルト

フィルスト[First](2168m)からバッハアルプ湖を経由してグリンデルワルト[Grindelwald](1034m)までハイキング。

まずはバッハアルプ湖へ向かう。

フィルスト→バッハアルプ湖

■フィルスト、バッハアルプ湖間■

左:ヴェッターホルン[Wetterhorn](3701m)、中央:シュレックホルン[Schreckhorn](4078m)、右:アイガー[Eiger](3970m)

フィルスト→バッハアルプ湖

■フィルスト、バッハアルプ湖間■

牛が等間隔に並んで草を食べていた。

バッハアルプ湖

■バッハアルプ湖[Bachalpsee(Bachsee)](2265m)■

バッハアルプ湖到着。

牛を間近に撮ろうとしたら舐められそうになり、のけぞったらコケた。右腕を地面に変なふうについてかなり痛む…

時間帯的に逆さシュレックホルンは撮れず。

バッハアルプ湖

■もう一つの湖■

こっちは湖に山がよく映っている。

2024年8月13日(火)(その3)

バッハアルプ湖[Bachalpsee] → ハイキングハイキング(1h15) →  ヴァルトシュピッツ[Waldspitz] → ハイキングハイキング(0h35) → ボート[Bort] →  ハイキングハイキング(0h55) → グリンデルワルト[Grindelwald]

バッハアルプゼー→ヴァルトシュピッツ

■バッハアルプ湖(2265m)、ヴァルトシュピッツ[Waddspitz](1919m)間■

ヴェッターホルン、シュレックホルン、アイガーを正面に見て歩く。最高の眺め!

ヴァルトシュピッツでワインとサラダのお昼休憩。

ボート→グリンデルワルト

■ボート[Bort](1570m)、グリンデルワルト[Grindelwald](1034m)間■

ボートに着くとトロッティバイクのレンタルを発見!これでグリンデルワルトまでスイスイ下れる。乗りたい!

借りようと思って同意書を読むと、酒気帯びの人はダメと書かれている…さっきワイン飲まなきゃよかった(涙)

がっくりしながら歩いてグリンデルワルトまで下る。

グリンデルワルト、ツヴァイリュッチネン間の電車は依然として不通。 グリンデルワルトでは、クライネ・シャイデック周りのルートで到着した観光客でいっぱいだった。

2024年8月13日(火)(その4)

グリンデルワルト[Grindelwald] → バス(121番)(0h10) →  グリンデルワルト・ターミナル[Grindwlwald Terminal] → ゴンドラ(0h20) →  メンリッヒェン[Männlichen] → ロープウェイ(0h06) → ヴェンゲン[Wengen]

メンリッヒェン

■メンリッヒェンにて■

逆光じゃないので午後の方が三山がきれいに撮れる。

行きと同じルートでヴェンゲンに戻る。

嵐による交通の混乱は続いていて、メンリッヒェン、ヴェンゲン間のロープウェイも通常なら20分おきなのに、10分おきに運行し迂回の観光客で満員。

2024年8月14日(水)(その1)

ヴェンゲン[Wengen] → 電車(2h10) →  エアレンバッハ・イム・ジンメンタール[Erlenbach im Simmental] → 徒歩徒歩(0h15) →  ストックホルン行きロープウェイ乗り場

ヴェンゲン→ストックホルン

6時起床。まだ行先を決めていない。どこに行こうか電車を調べていると、例の12日の嵐の影響で未だ交通の混乱は継続中。

グリンデルワルト[Grindelwald]、ツヴァイリュッチネン[Zweilütschinen]間の電車は16日まで不通。 代わりにバスが出るらしいがかなり混雑していそう。同じくブリエンツ[Brienz]、マイリンゲン[Meiringen]間も不通。

他にもユングフラウ地方ではないが、6月の自然災害の影響でフィスプ[Visp]、テッシュ[Täsch]間も12月まで不通でバスの代替輸送とのこと。 マッターホルン観光の重要ルートなのに…

エアレンバッハ

■エアレンバッハにて■

色々悩んで、前から行ってみたかったストックホルン[Stockhorn]に行くことにした。

ストックホルンは、スイストラベルパスでは半額負担しなければならないが、ベルナー・オーバーラントパスならその必要がないのも理由の一つ。

まずは、最寄りのエアレンバッハ・イム・ジンメンタール駅へ。そこから15分程歩いてストックホルン行きロープウェイ乗り場へ。

その途中の看板で、ストックホルンでもトロッティーバイクに乗れることが判明!昨日乗れなかったので今日こそ乗りたい。

2024年8月14日(水)(その2)

ストックホルン行きロープウェイ乗り場 → ロープウェイ(0h10) →  クリンディ[Chrindi] → ロープウェイ(0h05) → ストックホルン[Stockhorn] →  ハイキングハイキング(3h50) → エアレンバッハ・イム・ジンメンタール[Erlenbach im Simmental]

ストックホルン

ロープウェイに乗ったのは10人ほどのみ。混雑してなくて嬉しい。

途中クリンディでロープウェイを乗り継ぎストックホルン到着。
ストックホルン情報(英語など)

予定としては、ストックホルン(2190m)から2番、6番ルートを下ってオーバーシュトッケン湖[Oberstockensee](1665m)へ。 その後9番ルートでフォルダーシュトッケンアルプ[Vorderstockenalp](1787m)へ行き、そこからトロッティーバイクでエアレンバッハ(722m)へ戻る。

ストックホルン

■ストックホルンにて■

ユングフラウ地方の山々が裏側から見渡せて新鮮。

ちょうど地元のテレビ局らしき人達が撮影していて、インタビューを求められたが、英語もしゃべれないからと言って断った(笑)

ストックホルン

■展望台からの眺め■

10分程登って展望台へいくと、360度見渡せてものすごい見晴らし。正直こんなに良いとは思っていなかった。

ストックホルン→オーバーシュトッケン湖

■ストックホルン、オーバーシュトッケン湖間(2番、6番ルート)■

写真右のオーバーシュトッケン湖を目指して下り始める。

写真左の湖はヒンターシュトッケン湖[Hinterstockensee]。

オーバーシュトッケン湖→エアレンバッハ

■オーバーシュトッケン湖[Oberstockensee]■

人がほとんどいない上、なんだか寂しい雰囲気。そして雲行きが怪しくなってきた・・・

オーバーシュトッケン湖→エアレンバッハ

■フォルダーシュトッケンアルプ付近■

オーバーシュトッケン湖はちょっと低くなっているので、その後かなり登ることになりクタクタ。

やっとフォルダーシュトッケンアルプに着いたはずなのに、トロッティーバイクを借りる場所がどこにもない。えぇぇぇぇぇ・・・
ストックホルンのトロッティーバイク情報

人に聞こうと思っても、そもそも人がいない。そのうえ雨が降り出し遠くで雷が鳴り出したので、雨宿りできそうなところを探して下ることにした。

雨が止んだが、フォルダーシュトッケンアルプに戻ってもトロッティーバイクの貸出所は見つかりそうもないので、このまま歩いて下ることにする。

見晴らしも何もない森の中をひたすら下る。もう嫌だ(涙)

オーバーシュトッケン湖→エアレンバッハ

■オーバーシュトッケン湖、エアレンバッハ間(9番ルート)■

すっかり晴れてきて気持ちがいいが…途中キツイ登りのせいで足が棒のよう。

トロッティーバイクが借りられなかったのはいたかった。

オーバーシュトッケゼー→エアレンバッハ

■もうすぐエアレンバッハ■

約4時間後、エアレンバッハ駅到着。人が少なくていいのだが、このルート二度と歩きたくない。

結局トロッティーバイクはどうやって借りるのだろう。電話?ネット予約?未だ不明のまま。

いずれにしても、あんな所まで歩いて行かなければならないとなると借りる人はいない気がする…

2024年8月14日(水)(その3)

エアレンバッハ・イム・ジンメンタール[Erlenbach im Simmental] →  電車(0h40) → インターラーケン・ヴェスト[Interlaken West] →  徒歩徒歩 → インターラーケン・オスト[Interlaken Ost] →  電車(0h40) → ヴェンゲン[Wengen]

シュピーツ→インターラーケン

■シュピーツ[Spiez]、インターラーケン間■

帰りは運よくパノラマ電車に乗れた。すっかり青空!トゥーン湖[Thunersee]がきれい。

2024年8月15日(木)(その1)

ヴェンゲン[Wengen] → ロープウェイ(0h06) →  メンリッヒェン[Männlichen] → ハイキングハイキング(1h35) →  クライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg]

ヴェンゲン→クライネ・シャイデック

今日は快晴!8:10の始発のロープウェイでメンリッヒェンへ。

12日と同様にまたメンリッヒェンからクライネ・シャイデックまで歩く。

12日のときは雲が多かったので、快晴の日にもう一度歩きたかったのだ。

メンリッヒェン

■メンリッヒェンにて■

左からアイガー[Eiger](3970m)・メンヒ[Mönch](4099m)・ユングフラウ[Jungfrau](4158m)

午前中は逆光なのが唯一残念。

メンリッヒェン→クライネ・シャイデック

■メンリッヒェン、クライネ・シャイデック間■

8:20に歩き始め、9:00にベンチが並ぶビューポイントへ到着。

まだ人もまばらなので、15分程のんびり休憩。

メンリッヒェン→クライネ・シャイデック

■メンリッヒェン、クライネ・シャイデック間■

グリンデルワルト[Grindelwald]方面の風景。奥の山がヴェッターホルン[Wetterhorn](3701m)。

メンリッヒェン→クライネ・シャイデック

■メンリッヒェン、クライネ・シャイデック間■

正面の建物がクライネ・シャイデック駅。

9:55、クライネ・シャイデック到着。このコース、何度歩いても飽きない。

2024年8月15日(木)(その2)

クライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg] → 電車(0h05) →  アイガーグレッチャー[Eigergletscher] → ゴンドラ(0h30) →  グリンデルワルト・ターミナル[Grindwlwald Terminal] → バス(121番)(0h15) →  グリンデルワルト・フィルストバーン[Grindelwald Firstbahn] →  ゴンドラ(0h25) → フィルスト[First]

クライネ・シャイデック→フィルスト

クライネ・シャイデックに着いてすぐ、10:00発のユングフラウヨッホ行きの登山電車に乗る。

ホームがかなり混雑していたので乗れるかどうか心配だったが、全員乗っても少し空きがあった。

今年はベルナー・オーバーラントパスを持っているので、途中のアイガーグレッチャーまでなら追加料金なしで乗車できる。

5分程でアイガーグレッチャー(2320m)に到着。ホームはユングフラウヨッホ行きの電車を待つ人でごった返していた。

アイガーグレッチャー→グリンデルワルト

■アイガーグレッチャー、グリンデルワルト間のゴンドラからの眺め■

なぜアイガーグレッチャーに来たかというと、2020年にできたアイガー・エクスプレス[Eiger Express]に乗るため。 これもベルナー・オーバーラントパスなら追加料金なしで乗れる。

アイガー・エクスプレスは、グリンデルワルトとアイガーグレッチャー間を結ぶゴンドラ。 →アイガー・エクスプレス情報

アイガーグレッチャー駅から誘導路を進んでいくと、外に出ることなくロープウェイ乗り場に着いてしまったのでそのまま乗る。 外に出たかったんだけどな…

アイガーグレッチャー→グリンデルワルト

■アイガーグレッチャー、グリンデルワルト間のゴンドラからの眺め■

正面がグリンデルワルト。

30分でグリンデルワルト・ターミナルに到着。ここも大混雑。すぐに来た121番バスでフィルスト行きゴンドラ乗り場へ。

一昨日フィルストに行ったばかりなのに、またフィルストへ行くことにした。

なぜかというと、今日こそトロッティーバイクに乗りたいのと、フィルスト行きのゴンドラもベルナー・オーバーラントパスなら追加料金がかからないから。

フィルスト

■フィルスト(2168m)にて■

左:ヴェッターホルン[Wetterhorn](3701m)、中央:シュレックホルン[Schreckhorn](4078m)、右:アイガー[Eiger](3970m)

2024年8月15日(木)(その3)

フィルスト[First] → ハイキングハイキング(0h35) →  シュレックフェルト[Schreckfeld] → ハイキングハイキング(0h35) → ボート[Bort] →  トロッティバイク(0h30) → グリンデルワルト・フィルストバーン[Grindelwald Firstbahn]

フィルスト→グリンデルワルト

フィルストからは、一昨日とは別のルートを歩く。

予定は、フィルスト(2168m)からシュレックフェルト(1950m)を経由してボート(1570m)まで歩き、そこからトロッティバイクでグリンデルワルト(1034m)まで下る。

フィルスト→シュレックフェルト

■フィルスト、シュレックフェルト間■

歩き始めの景色。

乗ってきたゴンドラ付近を下っていくルート。

フィルスト→シュレックフェルト

■フィルスト、シュレックフェルト間■

シュレックホルンを正面に見て下る。ものすごく気持ちの良いコース。

シュレックフェルト

■シュレックフェルトにて■

35分程でシュレックフェルト到着。ここでランチ。眺め最高。

今日はトロッティーバイクに乗りたいのでビールは我慢。

シュレックフェルト→ボート

■シュレックフェルト、ボート間■

左:ヴェッターホルン[Wetterhorn](3701m)、中央:シュレックホルン[Schreckhorn](4078m)、右:アイガー[Eiger](3970m)

ボート→グリンデルワルト

■借りたトロッティバイク(スクーターバイク)■

ボート到着。ここでトロッティバイクが借りられる。

トロッティバイクはブレーキだけがついている坂道を利用した乗り物。

QRコードからウェブサイトにアクセスして同意書にサイン。支払いはクレカのみで、料金は21CHF。コースはグリンデルワルトまでの1コースのみ。

ボート→グリンデルワルト

■ボート、グリンデルワルト間■

トロッティバイクでグリンデルワルトまで下る。

昨年のニーダーホルンのときより緩やかで、距離も長くて眺めも良くてとても気持ちが良い。

ただ最後、トロッティバイク返却場所(フィルスト行きロープウェイ乗り場)まで坂を上らなければならず、 せっかく気持ちよく下ってきたのに最後は息切れ状態。

2024年8月15日(木)(その4)

グリンデルワルト・フィルストバーン[Grindelwald Firstbahn] →  バス(121番)(0h03) → グリンデルワルト[Grindwlwald] →  電車(0h35) → クライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg] →  ハイキングハイキング(0h30) → ヴェンゲルンアルプ[Wengernalp] →  電車(0h20) → ヴェンゲン[Wengen]

グリンデルワルト→ヴェンゲン

グリンデルワルトからは電車で再びクライネ・シャイデックへ。この電車もベルナー・オーバーラントパスなら追加料金なし。

グリンデルワルト→クライネ・シャイデック

■グリンデルワルト、クライネ・シャイデック間の車窓■

ラッキーなことに電車は空いていた。もう16時頃なので、これからクライネ・シャイデックへ行く人は少ないのかもしれない。

クライネ・シャイデック

■クライネ・シャイデックにて■

ユングフラウヨッホ行きの赤い電車。いつも人が乗っているので写真を載せられないが、今回は誰も載っていないのでUPできた(笑)

まだ16:25なので、この前歩いたばかりのルートなのに、またクライネ・シャイデックからヴェンゲンまで歩くことにした。

クライネ・シャイデック→ヴェンゲルンアルプ

■クライネ・シャイデック、ヴェンゲルンアルプ間■

左からアイガー[Eiger](3970m)・メンヒ[Mönch](4099m)・ユングフラウ[Jungfrau](4158m)。

クライネ・シャイデック→ヴェンゲルンアルプ

■クライネ・シャイデック、ヴェンゲルンアルプ間■

アイガーに雲が衝突!

ヴェンゲンまで歩くつもりだったが、またもや雲行きが怪しくなってきたのでヴェンゲルンアルプから電車に乗ることにした。

歩きながら時刻表を調べると、ヴェンゲルンアルプ16:52発があるはずだが、まだ来ていない。(←線路近くを歩いているので分かる。)

乗れるかもしれない。早歩きをしていると電車が来るのが見えた。急げ~!

他にも同じ考えの人達がいて後ろから走ってきたので、つられて自分も走り出す。一緒に走って16:55にヴェンゲルンアルプ到着!

電車が遅れて来たので間に合った!一緒に走った知らない人達とハイタッチ。 電車が遅れていたのは思った通り混雑のせい。車内は大混雑で蒸し暑い…

2024年8月16日(金)(その1)

ヴェンゲン[Wengen] → 電車(0h15) →  ラウターブルンネン[Lauterbrunnen] → ロープウェイ(0h04) →  グリュッチュアルプ[Grütschalp] → 電車(0h15) → ミューレン[Mürren] →  徒歩(0h10) → アルメントフーベルバーン[Allmendhubelbahn] →  ケーブルカー(0h05) → アルメントフーベル[Allmendhubel]

ヴェンゲン→アルメントフーベル

今日は天気が悪い予報だったのでどうしようか迷ったが、回復しそうなのでアルメントフーベルへ。

ラウターブルンネンのロープウェイ乗り場は大行列。絶対1度で乗れないと思ったら、意外にも乗れた。

ミューレン到着後、10分程歩いてケーブルカー乗り場へ。

アルメントフーベル

■アルメントフーベルにて■

9:20、アルメントフーベル到着。分かってはいたけど、やっぱり午前中は逆光…

2024年8月16日(金)(その2)

アルメントフーベル[Allmendhubel] → ハイキングハイキング(2h00) →  グリュッチュアルプ[Grütschalp] → ロープウェイ(0h04) →  ラウターブルンネン[Lauterbrunnen

アルメントフーベル→ラウターブルンネン

アルメントフーベル(1907m)からグリュッチュアルプ(1489m)まで歩く。

アルメントフーベル→グリュッチュアルプ

■アルメントフーベル、グリュッチュアルプ間■

途中、木陰の岩の上でお昼ごはん。買っておいたサンドイッチを食べる。

アルメントフーベル→グリュッチュアルプ

■アルメントフーベル、グリュッチュアルプ間■

ユングフラウ三山。まだちょっと逆光気味かな。

2024年8月16日(金)(その3)

ラウターブルンネン[Lauterbrunnen] → 電車(0h20) →  インターラーケン・オスト[Interlaken Ost] → バス(103番)(0h20) →  イゼルトヴァルト[Iseltwald] → 船(0h50) → ギースバッハ[Giessbach-see] →  船(0h20) → インターラーケン・オスト[Interlaken Ost] →  電車(0h40) → ヴェンゲン[Wengen]

ラウターブルンネン→ヴェンゲン

今回はまだ遊覧船に乗っていないので、ブリエンツ湖遊覧船に乗りに行くことにする。 →ブリエンツ湖遊覧船情報

インターラーケン・オスト駅前から遊覧船に乗れるが、今回はイゼルトヴァルトまでバスで行って、そこから船に乗ることにした。

イゼルトヴァルトまではブリエンツ湖沿いを走るので眺めもよい。と思いきや、途中から山道に入り終点で下車。

予想はしていたがイゼルトヴァルトは何もない。その上トイレは有料で、小銭がないとトイレに入れない。

本当は15:08発のインターラーケン行きの船に乗るつもりだった。 が…周りの観光客につられて到着した船に乗ったら14:52発のブリエンツ行きだった。しまった、間違えた…

ギースバッハ→インターラーケン

■ブリエンツ湖[Brienzersee]遊覧船■

まぁでも、それならそれでいいか。ブリエンツまで行って電車で戻ってこようと思って調べてみると、 12日の嵐以降ブリエンツ、インターラーケン間も電車が不通で、バスによる代替輸送らしい。まぁバスでもいいか。

途中のギースバッハに到着。でも全然出発しない。アナウンスが聞き取れてないので気づいていなかったが、 先日の嵐の影響で船はブリエンツまで行かず、しばらくここで待機した後インターラーケンに折り返すらしい。

それなら、ここからバスで戻ろうと思ったがバスは出ていない。仕方なくこのまま船に留まりインターラーケンに戻った。

ヴェンゲンまでの帰りの電車で、線路の隣を走る道路が大渋滞していた。 ツヴァイリュッチネン[Zweilütschenen]からラウターブルンネン[Lauterbrunnen]間で事故があったらしく、 一本道なので迂回路もなく大変そう。待ちくたびれて車から降りている人も結構いた。

不通になっていたツヴァイリュッチネン、グリンデルワルト間の電車が今日からやっと動き始めた直後に今度は道路の不通か…

2024年8月17日(土)

ヴェンゲン[Wengen] → 電車(ベルン[Bern]経由)(3h00) →  チューリヒ(ZRH)[Zürich]13:05発 → 飛行機(LX160) → 成田(NRT)8:50着(8/18(日))

ヴェンゲン→チューリヒ

ヴェンゲン7:13発の電車でチューリヒ空港へ。

これまではスイスの鉄道も日本のように定刻通り運行されていたけど、近年の自然災害やオーバーツーリズムを考慮すると、 やっぱり帰国日当日まで山岳地帯にいるのはリスクな気がしてきた。

空路は、1時間遅れでチューリヒを出発したが、成田到着は10分遅れで済んだ。 今年もロシアの上は通れず、中国の上を通って13時間のフライトだった。

円安スイスフラン高、気候変動、自然災害による交通障害、オーバーツーリズム…と、スイス旅行も以前とはだいぶ違ってしまったな。

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