フランスのシャモニーでモンブランを中心としたフランスアルプスを堪能する旅。天気が悪い日が続いたが最終日のみ晴れに恵まれた。
① ジュネーブ [Genève]
② シャモニー [Chamonix]
③ クールマイヨール [Courmayeur]
日付 | 旅程 | 宿泊地 |
8/11(月) | 成田 → (飛行機) → チューリヒ → (飛行機) → ジュネーブ | ジュネーブ |
8/12(火) | シャモニー周辺(プラン・プラ、ラ・フレジェール)ハイキング | シャモニー |
8/13(水) | シャモニー周辺(ベルヴュ、コル・ドゥ・ヴォザ、ベルヴュ)ハイキング | シャモニー |
8/14(木) | モンブランのイタリア側へ(クールマイヨール、ヴェッキオ・リフュージオ・トリノ)、シャモニー周辺(モンタンヴェール、メール・ドゥ・グラース) | シャモニー |
8/15(金) | シャモニー周辺(ロニャン、グラン・モンテ、グラシエ・ダルジャンティエール)ハイキング | シャモニー |
8/16(土) | シャモニー周辺(グラシエ・デ・ボソ、レ・ボソン、コル・ドゥ・バルム、シャラミヨン、ル・トゥール)ハイキング | シャモニー |
8/17(日) | シャモニー周辺(エギュィーユ・デュ・ミディ、エルブロネ、ラック・ブルー、プラン・ドゥ・レギュィーユ) | ジュネーブ |
8/18(月) | ジュネーブ → (飛行機) → チューリヒ → (飛行機) → 成田(8/19(火)) | 機内 |
成田(NRT)10:25発 → (LX161) → チューリヒ(ZRH)15:50着17:45発 →
(LX2810) → ジュネーブ(GVA)18:35着 →
(0h11) → アヴニュ・デュ・ジュラ[Avenue du Jura]
今年はスイスではなくフランス旅行。行先はシャモニー1拠点のみ。 出発日にシャモニー入りは難しいので、スイスのジュネーブ・コワントラン[Genève Cointrin]空港近くに1泊する。
空港で明日のシャモニー行きのバスを予約し、宿泊予定のホテルへ。ホテルは空港からバスでたった11分とはいえ、所在はフランスとなる。
⇒旅行中のできごと「無料チケット(ジュネーブ空港)」
アヴニュ・デュ・ジュラ → (0h11) → ジュネーブ(空港) →
(1h40) → シャモニー[Chamonix]
バスでスイスのジュネーブ空港に戻り、昨日予約したバスでシャモニーへ。
⇒旅行中のできごと「シャモニーへのアクセス」
ジュネーブ、シャモニー間のバスから(車窓)
シャモニーのホテルにチェックインすると滞在期間中有効の交通カードがもらえた。このカードでバスはル・プラリオン[Le Prarion]からル・トゥール[Le Tour]まで、 電車はセルヴォ[Servoz]からヴァロルシーヌ[Vallorcine]まで乗り放題。
シャモニー → → プラン・プラ[Plan Praz] →
→ ル・ブレヴァン[le Brévent] →
→ プラン・プラ[Plan Praz]
プラン・プラ行きのゴンドラ乗り場でモンブラン・マルチパス[Mont Blanc Multi Pass](6日間)を購入。これでシャモニーの乗り物乗り放題!
⇒旅行中のできごと「モンブラン・マルチパス」
プラン・プラでロープウェイに乗り換えてル・ブレヴァン(2525m)へ。寒いけど天気が良くて見晴らしもよく気持ちがよい。
寒いので手袋をしようとしたら、風で飛ばされ片方行方不明(T0T)初日から大ショック。
シャモニー → (0h20) → レ・ズッシュ[Les Houches] →
→ ベルヴュ[Bellevue]
雨。することがないので、シャモニーの街を散策。
やみかけたかと思ったら土砂降りを繰り返し、お昼頃部屋に戻ったときには足がずぶ濡れ。
午後、晴れ間が見えてきたのでベルヴュへ行ってみることにした。
まず、レ・ズッシュまで電車で向かう。でもバスにすればよかったと後悔。 駅からはロープウェイ乗り場が遠く、雨の中20分以上歩くことになる。
ベルヴュ → (0h35) → コル・ドゥ・ヴォザ[Col de Vosa]
ベルヴュ(1800m)にて ニ・デーグル[Nid d'Aigle]行きのトラムウェイ
ベルヴュからトラムウェイに乗ってニ・デーグルへ行こうとしたら、 ロープウェイを下車したところからトラムウェイ乗り場までは、ぬかるんでドロドロ。
かなり慎重に歩いてやっと乗り場にたどり着いたものの、この電車、普段でも1日に10本ほどしか運行されないのに、 この日は雨のため本数が間引かれ、そこに大勢の人が群がっている。 とてもじゃないけど乗る気になれず、予定変更。コル・ドゥ・ヴォザに向けて歩く。
ベルヴュ、コル・ドゥ・ヴォザ(1653m)間
更にル・プラリオン[le Prarion]まで歩こうとしたら本降りの雨。 断念してトラムウェイでベルヴュに戻ることにするが、電車はなかなか来ず雨風が強くなりかなり寒い。
コル・ドゥ・ヴォザ[Col de Vosa] → (0h15)(トラムウェイ) → ベルヴュ[Bellevue] →
→ レ・ズッシュ[Les Houches] →
(0h20) → シャモニー[Chamonix]
やっと来たトラムウェイでベルヴュに戻ったものの、ベルヴュからのロープウェイも酷いものだった。 係員がいなく時刻表もなく、次の運行時間もわからずお客ばかりが増えていく。乗ろうとしている旅行客は自分も含め一様に不安顔。
16:30、係員がやってきた。やっぱり時刻表は存在しているはず。それなら提示してほしい。 ロープウェイでレ・ズッシュに下り、帰りはバスでシャモニーに戻る。
シャモニー → (0h40) → クールマイヨール[Courmayeur](イタリア) →
(0h10) → ラ・パルド[La Palud]
シャモニーにて モンブラン[Mont blanc](4810m)
今日は快晴!でも、昨日ずぶ濡れになったスニーカーは案の定乾いておらず、足を通すとぐっしょり(X_X)
左:クールマイヨール行きのバスからの車窓(モンブラン)、右:ラ・パルド
クールマイヨール(1224m)からラ・パルド(1370m)行きのバスは大混雑。人の隙間から窓の外のバス停名を確認し、人込みをかき分けてなんとか下車。 他の観光客はどこに行くのか知らないけど、ラ・パルドで降りる人は少なかった。
ラ・パルド → →
パヴィヨン・デュ・モン・フレティ[Pavillon du Mont Frety] →
→
ヴェッキオ・リフュージオ・トリノ[Vecchio Rifugio Torino]
ヴェッキオ・リフュージオ・トリノ(3335m)
クールマイヨールでは、ロープウェイはモンブラン・マルチパス所持で50%引きになると思っていたら、 乗ろうとしているロープウェイは割引対象外と言われる。
ロープウェイを乗り継いでヴェッキオ・リフュージオ・トリノへ。
気温3℃。足元はわずかに雪が。上空は晴れているのにモンブランは雲であまり見えず、遠くの山々も雲の中。
ヴェッキオ・リフュージオ・トリノ → →
パヴィヨン・デュ・モン・フレティ[Pavillon du Mont Frety]
パヴィヨン・デュ・モン・フレティ(2173m)
あまりに寒くて早々にロープウェイの乗り継ぎ地パヴィヨン・デュ・モン・フレティまで下る。
パヴィヨン・デュ・モン・フレティ → → ラ・パルド[La Palud] →
(0h10) → クールマイヨール[Courmayeur] →
(0h35) → シャモニー[Chamonix]
パヴィヨン・デュ・モン・フレティ
13時前クールマイヨールへ戻る。もっと他のところも見たかったが情報が何もなく、観光案内所も昼休みで閉まっている。 一方でシャモニーに戻るバスは14時、16時、18時しかない。迷った挙句、14時のバスでシャモニーへ戻ることにした。
シャモニー → (0h20) → モンタンヴェール[Montenvers] →
→ グロット・ドゥ・グラース[Grotte de Glace]
シャモニーへ戻り、モンタンヴェールへ行ってみることにした。
モンタンヴェールへは1998年以来久しぶり。
シャモニー → (0h17) → レ・グラン・モンテ[Les Grands Montets] →
(0h05) → ロニャン[Lognan] →
(0h10) → グラン・モンテ[Grands Montets]
朝から本降りの雨。それでも少し晴れ間が見えてきたので、11時頃からグラン・モンテへ行ってみることにした。
バスでレ・グラン・モンテで下車。ロープウェイを乗り継いで、グラン・モンテ(3275m)へ。
わかってはいたが、案の定360度雲の中で何も見えない上寒すぎて、すぐにロープウェイの経由地ロニャンまで降りる。
シャモニー → (0h17) → グラシエ・デ・ボソン[Glacier des Bossons] →
(0h15) → (ビューポイント) →
(0h15) → グラシエ・デ・ボソン[Glacier des Bossons] →
(0h20) → レ・ボソン[Les Bossons] →
(0h10) → シャモニー[Chamonix]
雲が多いながらも晴れているので、ボソン氷河を見に行ってみることにした。
チェアリフトで1425mのところまで上りビューポイントへ。でもボソン氷河は雲の中でよく見えない。 ここから下るハイキングコースがあるが、森の中を下る感じに見えたので却下し再びチェアリフトで下る。
シャモニーに戻る2番バスは50分近く来ないので、3番バスのバス停まで歩いてみることにしたが、 道がわからなくなった。そのかわりに鉄道のボソン駅発見し、電車でシャモニーに戻ることにする。
シャモニー → (0h27) → ル・トゥール[Le Tour] →
(0h10) → シャラミヨン[Charamillon] →
(0h10) →
レ・ゾータンヌ[Les Autannes] →
(0h10) → コル・ドゥ・バルム[Col de Valme]
シャモニー
シャモニーに戻り、12時過ぎ、今度はバスでル・トゥールへ。
シャモニー → → プラン・ドゥ・レギュィーユ[Plan de l'aiguille] →
→ エギュィーユ・デュ・ミディ[Aiguille du Midi]
シャモニー最終日、やっと快晴に恵まれ、エギュィーユ・デュ・ミディへ向かう。
みんな同じ考えなのかロープウェイ乗り場には7:45で既に人がいっぱい!
⇒旅行中のできごと「エギュィーユ・デュ・ミディへ」
空中への一歩(THE STEP INTO THE VOID)
床までガラス張りの空間からモンブランを眺められるらしく、行列に並んでみた。
自分の番が近づいてくるとガラスを傷つけないようにスリッパに履き替えさせらる。 自分の番になると、自分のカメラを係員に渡すように促され、外の景色を背に立たされ撮影される。外の景色を見たりする時間はなく、次の人に交代。
写真は、人が入れ替わるときに急いで撮ったもの。
エギュィーユ・デュ・ミディ → (0h25) → (エルブロネ[Helbronner]) →
(0h25) → エギュィーユ・デュ・ミディ[Aiguille du Midi]
エギュィーユ・デュ・ミディ、エルブロネ間
イタリア側のエルブロネ(3466m)へゴンドラでの空中散歩。エルブロネで降りることはできずそのまま往復するのみだけど、景色は最高に良い。 ちなみにモンブラン・マルチパスは使えない。
雲一つなく、どこまでも見渡せる絶景に大満足。
エギュィーユ・デュ・ミディ(3842m)にて モンブラン[Mt Blanc](4810m)
帰りのロープウェイ乗り場に行くと整理券を渡され、しばらく待つ。
行きのロープウェイに並び、展望台に上がるエレベーターに並び、空中への一歩に並び、エルブロネ行きのゴンドラに並び、帰りのロープウェイにも並び、 多めに時間をみる必要がある。
エギュィーユ・デュ・ミディ → →
プラン・ドゥ・レギュィーユ[Plan de l'aiguille] →
(0h15) → ラック・ブルー[Lac bleu]
プラン・ドゥ・レギュィーユ(2308m)にて
ロープウェイ乗り継ぎ地のプラン・ドゥ・レギュィーユで少し散策。15分程のラック・ブルーへ行ってみることにした。
ラック・ブルー → (0h15) → プラン・ドゥ・レギュィーユ[Plan de l'aiguille] →
→ シャモニー[Chamonix]
プラン・ドゥ・レギュィーユへの戻り道
眺めも良く、ちょっと歩きたいならラック・ブルー往復はちょうどよい。
シャモニー → (1h35) → ジュネーブ[Genève] →
(0h11) → アヴニュ・デュ・ジュラ[Avenue du Jura]
午後、今日の宿泊地ジュネーブへ向かう。
行きにも利用した乗り合いバスを待つため、待ち合わせ場所前のカフェで休憩。 数日前に飲んだロゼパンプルムース(グレープフルーツのワイン)が美味しくて、また注文してしまった。
あちらこちらの人を拾って1時間35分程でジュネーブ空港到着。
初日にも利用したフランス側のアヴニュ・デュ・ジュラというバス停近くにあるホテルへ。
アヴニュ・デュ・ジュラ → (0h11) → ジュネーブ(GVA)13:05発 →
(LX2807) → チューリヒ(ZRH)11:00着15:00発 →
(LX160) → 成田(NRT)07:50着(8/19(火))
ジュネーブ、チューリヒ間の機内にて
チューリヒ行きの機内からモンブランらしき山々が見えた。
ヨーロッパ内の乗り継ぎ便のときは窓際に席を取るようにしているけど、山々が見えたことがなかったのでちょっと感動。
今回の旅行は、どこに行っても乗り物に乗るための行列に並んでばかりいた印象。 スイスに負けず景色は最高に良いのに、色々と不便だったり効率的になっていないところがフランスっぽい。